2016年12月24日
ジャーメイズ・マインド第3巻を見た。
ジャーメイズ・マインド最終巻である第3巻が本日届きました。
発送通知が22日に来ましたし、スクリプト・マヌーヴァは相変わらず仕事が速い!!
今回の全体的な感想はざっくり言ってしまうと、「マジシャン向け」という言葉が当てはまるかと思います。
レクチャー自体がそもそもマジシャン向けというのもありますが、今回は見せる相手にマジシャンが含まれている状況でも機能するものが多かったです。
ちなみに、写真に映ってるヘッドホンはクリスマスプレゼントで貰ったもので、こちらも本日届きました。
感想にもどりますが…
カラー・センス
以前発表していたレクチャーをチラ見したことがあったのですが、こんな内容だったかな?と思いました。
恐らく記憶違いが、すっかり忘れ去っている可能性があります。
(名前がそもそも違った疑惑、全く別のトリックとして発表されてたかも?)
てっきりシャイナーかと思っていましたが、全然違う上に、非常に巧妙な手法でした。
かなり基本的な原理ですし、私も今日からできますね…
確かにあの方法なら簡単にできます(^ρ^)
このトリックについての扱いの注意点や演技前にすることは他のトリックにも応用が効きそうです。
他にも観客の選び方や、座る椅子の角度、セリフについての話がありました。
ルーク・ジャーメイ曰く、メンタルマジックに最適。
つまりメンタリズムでは無いということですね。
カードメモリー
ニセ記憶術のデモンストレーション。
大嘘を付く練習になるそうです。
これもやはり台詞回しについての話が多かったような?
演技をする上で凄いことをする時に気をつけていることなどが参考になりそうです。
ちなみに、ルーク・ジャーメイ自信はレクチャーノートで記憶術の話をしているので、実際に記憶術が出来る可能性があったり?
これまたマジシャン殺しのアイディアが含まれていたりしますが、基本的に一般客相手でもウケる手順になっています。
コネクテド(演技のみ)
第1巻にあったやつの実演映像(別バージョン)です。
第1巻よりもリーディング要素がマシマシでやっていますが、基本原理は同じですし、知っていればどのタイミングで何をしたかわかります。
あくまで、やり方の一例としての参考。
たぶん、あのレベルでやるには私はまだ経験不足。
Q&A
コツの解説。
割りと基本的なことを言っています。
恐らくメンタリズムやメンタルマジックをよくやる人は経験的にやっている可能性が高いかと。
それと質問に答える時に注意すべき点について、ルーク・ジャーメイが失敗談を交えて話していますので、ちょっとした注意喚起としても貴重。
ついでみたいなかんじでタッチングオンホイでのリーディングについても語られています。
どうやって最適であろう答えを導き出すかの話も。
ブラインドフォールド・ディール
プロモーションで使われていた動画のトリックです。
原理は、とある日本人が発表したものと同じでした。
同じだったのですが、ジャーメイ版は違和感が全く無くて、全くそれを使っていたとは気が付きませんでした。
手順を逆算出来ないようにする工夫などが織り込まれています。
できそうだったから発表したというよりは、かなり作り込まれてからの発表だったと思います。
昔発表されてた色を当てるやつと同じ方法かと推測していましたが、ある意味正解だったようです。
スモール・ミステリー
カードでやるタッチングオンホイみたいなの。
トスアウトデックではなくて、タッチングオンホイそのもの的な感じ。
普通のタッチングオンホイよりはウケが悪そうですが、確実性はやや高いかと。
普通のマジシャンがやっていてもあまり違和感のない感じがします。
途中、少し話はそれてマジックを発表する時に何故クレジットをつけるかと言う話になりました。
義務からではなく、ジャーメイなりの考え方がわかるかと思います。
マイケル・ウェバーとの対談
ある意味一番良かったのではないかと思いますが、人によっては、メンタルを全然やらない人にとってはあまり興味を持てない内容かもしれません。
さらにネットでマジックを覚えたマジシャンにとっては耳が痛い話も若干あります。
書くと長くなるので印象的なセリフを3つだけ。
「今は基礎を学ばずに読心をやりたがる人が増えている」
「ヘタでも本番をやるしかない」
「演じるまでは自分のヘタさに気づかない。演じなきゃ学べない。」
以上、簡単な感想でした。
もし参考になるようなことがあれば幸いです。
皆様よいクリスマスを!
私は今夜のパーティでやるルーティンをまだ決めていないというポンコツぶりです。
毎年客として呼ばれるのですが、あくまで客としての参加なので何かを披露するということは無いかと思いたところ、去年は後日に「なんでマジックしなかったの」と言われたので、今年は何か真面目なのを用意しようと思っています。
より正確には、去年も自分がいたテーブルとその周りで簡単なのは披露していたんですけどね…
主役は別の客の応対で見れていなかったとか。
(マジックを披露する許可は頂いていました)
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