2016年08月28日
ジャーメイズ・マインド第2巻を見て
ジャーメイズ・マインド第2巻のレビューになります。
発売日に手元に届いたので早速2回位見ました(゚∀゚)
(スクリプト・マヌーヴァにて予約した)
簡単な感想的なものを書きたいと思います。
今回の演目は全部で6種でした。
(この辺はショップサイトでも見れば分かります)
第1巻と違うのは、第2巻では1つのステージアクトの流れでは無いということです。
ルーティンの実演部がそれぞれ別撮りになっています。
第1巻の様にステージとして完成された流れではありません。
(実際は第1巻もレクチャー用に本番のステージと違う手順でやっているそうです)
更に言うと、前巻はサロン&ステージでやるルーティンがメインでしたが、今巻ではクロースアップ(少人数向け)にも出来るようになっている手順が4つ(やろうと思えば全部ですが...)ありました。
ステージやサロンやらないよ?という方には逆にこの第2巻の内容がやりやすいかと思います。
内容について
このページから少し抜粋しています。
(スクリプト・マヌーヴァより)
ダブル・ドローイング
複数の観客に絵を書いてもらい、舞台に上がった観客が選んだ選んだ絵を当てると言うもの。
(ページの方ではもっと詳しく載っていますが、ざっくりこんな感じです)
この解説に関しては第1巻の知識が多少必要になります。
無くても分かるかも知れませんが、基本的な仕組みややり方などは第1巻で詳しく説明されていたので、第1巻を見ていると分かりやすいはずです。
デンジャー・アヘッド
紙袋2つから観客に1つを選んでもらい、観客の手の上に選ばれた袋の中身を開けると羽が入っているというもの。
もし逆を選んでいたらレンガが落ちて来ますが、観客は絶対にそちらを選びません。
「ダニンジャー・プロイ」と呼ばれる原理を使っているそうです。
そんな原理知らないわと思っていたら、ルーク・ジャーメイ氏によって発展されれた原理で、最初は「ジャーメイ・プロイ」と名付けようかと思ったと言っていた気がします。
ちなみに、このダニンジャーの方法は、サイコロジカル・サトルティの第1巻のかなり最初のほうで軽く紹介されていました。
読んだ時は「こんなの使えるのか?」と思っていましたが、ジャーメイ氏が使えるように発展させました。
インビジブル・デックと組み合わせた使い方もサラッと説明しているので、そちらを持っている方には良いかと思います。
ゼン・アプレンティス
PVで使われているカードのルーティン。
本人はステージではやらない手順で、ステージ後に食事に誘われたりした時等プライベートでやるマジックだと言っていたと思います。
そして…私も知っている原理でした\(^o^)/オワタ
見た目以上に結構テクニカルな部分もありますが、やはりジャーメイテイスト(笑)
途中である加工についての話が出ますが、氏が以前に発表されたものに使われているより改善された方法になっていました。
私自身も丁度使える道具を持っていて、実際に試した所結構良い感じでした。
アウト・オブ・ディス・ワールド
解説は演出のみで、アウト・オブ・ディス・ワールドのやり方は解説されていません。
好きな方法を使うと良いとか言っていますが、どう考えてもジャーメイのやり方じゃないと成り立たない気がしなくも無いです。
そして、そのやり方が結構不明です(笑)
・2回フェアなリフルシャッフルをしてから始める
・観客のフリーチョイス
・リーダーの入れ替えなし
・配り終えてから観客がそれぞれ赤と黒を選ぶ
ここまで不可能性が高いと、逆に導き出される結論は絞られて来ますが、私の考えが正しいかどうかは分かりません。
正しかったとしても、すぐにやれませんしね…
追記:自分なりに再現してみました。
ゼナー
ゼナーカードを使った手順です。
ESPカードと言ったほうが通りが良いかもしれません。
丸、十字、波、四角、星の図形が描かれたカードです。
原理は単純なのですが、ペンデュラム(振り子)を組み合わせることによって結構インパクトの強い手順になっています。
ペンデュラムを買ったは良いけど特に使い道が無くて死蔵している方にオススメです(笑)
私もペンデュラムが欲しくなりました/(^o^)\
ロスト&ファウンド
複数個のマッチ箱の中から、観客がお札を入れた箱を当てるというもの。
こちらもペンデュラムを使っていますが、ペンデュラムを使う意外な理由がありました。
クロースアップでも出来なくはありませんが、もう少し規模が大きい方がやりやすいはずです。
(実演では観客2人でやっていました)
そして、あの道具にあんな使い道があるとは…
別用途で使うことがあるのは知っていましたが、こんな風にも使えるんですね…
地味にコストが掛かるので、あの様な使い道を全く考えていませんでした。
あと、大量のマッチ箱を用意するのが若干面倒です(゚∀゚)
全体的に見て第1巻よりもボリュームは控えめです。
というのも、第1巻はオリジナルの1〜2巻を合わせた内容なので当然です。
この第2巻はオリジナルの第3巻を翻訳したもの。
最初の方にも書きましたが、クロースアップの手順が多いです。
その代わり用意するものがやや多く、もし私が1時間後のショーでやれと言われたとしても出来るのは「ダブル・ドローイング」だけになりそうです。
他は小道具が必要だったり、それなりに準備が要ります。
個人的に面白いと思ったのが「ゼナー」でした。
丁度ゼナーカードを注文していますし(まだ届いていませんが...)、それが丁度ルーク・ジャーメイが使っているのと同じ物だったことでテンションが妙に上ったという理由もあります(゚∀゚)
あいにくとペンデュラムを持っていませんが、最悪5円玉に糸を通して使っても良いかもしれません(適当)
多分自作します(笑)
オリジナルは全4巻なので、次で最終巻となるはずです。
楽しみです。
ボリューム感たっぷりの第1巻
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