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2016年03月19日

HUMINT その5と6

IMG_3901.jpg

久しぶりのHUMINTです。
今回は調子に乗ってLESSONの5と6をまとめています。
その分内容が薄いのですが、いつものことなので気にしないでください。

LESSON 5.IMPROMPTU SOCIETY
即興社会。

その場でサクラを仕立てるというものでした。
本当にサクラを即興で用意するのか、やんわり断りにくい状況で擬似的なサクラに仕立てるかで少し違ってきます。

露骨なやり方は私には無いアイディアでした。
プロならではだと思います。

やんわりとしたやり方は、私も過去に経験があるので楽しく読めました。

内容的に全くもって詳しく書けません(ぉぃ)
ページ数的にも割りと少なめでした。


LESSON 6. Cold Reading
非常に印象的でした。
なんというか、私がなんちゃってメンタリストに持っているモヤモヤした感覚が言葉になっていると言いますか...
ちょっとだけ引用します。

『「コールドリーディングはメンタリストに必須」などという感覚は持っているとしたらどこかズレている様に思える。』
出だしからこんな文章で、心を半分以上持って行かれた気分になりました(笑)


『〜している付け焼き刃加減は、自分の職業を「クロースアップマジシャン」と記して平気でいられるプロモドキと同じようなものを感じてならない。』
前半部分はちょっと書けないのですが、これも上手い事言うな〜と...

『〜、「言い当てる」という表現に成りがちなのだがそれは使い方としては幼稚なものに属するだろう。』

『日本では、英語を理解せずに画面の進行で番組を目にしている人が多いのか、憧れて催眠や暗示やリーディングを「能力」として身につけたがる人が多いように見受けられる。〜中略〜。普段から情報の食べ方が無秩序であるが故にそれが普通なのだろう、「手の動きを見ていればDVDが英語でも分かるし」だとと言っている状態と同じなのだ。』
これはダレン・ブラウン氏の番組から、安直に表面だけ真似してコントロール(ダレン・ブラウン氏本人ですら言わない言葉やアプローチ)した気になっている人がいるという話から。


必死に演技中「コールドリーディング」を連呼してる人達に対する批判のようなもの。

そもそもコールドリーディングなんて呼ばれなくても、ハイクラスなサービスの中には全てコールドリーディングの要素が組み込まれているというのも著者の主張です。

日本ではさんざん「おもてなし」という言葉が言われてきましたが、客の意を組んでサービスするというのは正にリーディングです。

もし、それを理解せずに「コールドリーディング」を強調するのであれば、その人はあまり良い生活を送って来なかった、サービスの文化に触れることのなかった可哀想な人ということです。(そこまで言ってない気も...私の感情論が混ざっていますw)


コールドリーディングを「当てる」ためだけに使う、見せびらかすように使うのは稚拙で、やるならもっと効果的にアクセントとして使うべきだというのも共感できるポイントでした。


ただし!
これちょっとコールドリーディングの認識の差があるなとも思いました。序文でも少しだけありましたが、このレッスンの内容はコールドリーディングの基礎を知っているのを前提に書かれています。

どこまでが基礎なんでしょうか?

一応、私もイェスセット、ダブルバインドなど基本的なことは知っているつもりです。ただ、最近のコールドリーディングに対するイメージが、どちらかと言うと占い師よりになってしまっている気もします。
タロットカード等を使ったコールドリーディング。

このイメージがあったせいなのか、ちょっと最初読んだ時は「???」状態だったのです(笑)

途中で、ここで言われているコールドリーディングはもっと原義的な、コールドな状態からのリーディングという、テクニック以前の超基本的な認識で良いことに気が付き、それで読み返すことになりました/(^o^)\


ちなみに、最近だとオーラ診断もモロにコールドリーディングのテクニックが使われています。あの人(名前忘れた)をテレビで見るたびに、「またやってるわ〜www」という感想が自然と溢れ出してきます。


個人的な意見ですが、コールドリーディングは「当てる技術」では無いと思っています。このHUMINTの著者とも違っていて、私は「外さない技術」だと思っています。

強引な例えを上げるとして、「あなたは昨日、水を飲みましたね?」と言えば外れません。
これが私の持っているコールドリーディングに対するイメージです。これを究極的に突き詰めていくと、タロットリーディングやオーラ診断になります。(タロット信者、オーラ診断信奉者の方には批判されると思いますが...orz)

著者が主張するコールドリーディングの本質については実際に読んでみて確認してくださいm(_ _)m


今回も単語帳を載せますが、やや少なめです。
(単語が少ないので2レッスンを1回でまとめましたw)

LESSON.5 Impromptu Society( 即興社会)

Tanganyika laughter epidemic:
 The Tanganyika laughter epidemic of 1962 was an outbreak of mass hysteria, or Mass Psychogenic Illness (MPI), rumored to have occurred in or near the village of Kashasha on the western coast of Lake Victoria in the modern nation of Tanzania (formerly Tanganyika) near the border of Kenya.(Wikipedia)
1962年にタンザニアで起きた、笑いが止まらくなるという集団ヒステリーらしいです。
何が凄いって、規模が数千人だったこと…

スタンピード:
家畜などの集団暴走や人間の群集事故を意味する英語

キャナライズ:
canal(運河)を動詞化したもの。意味は運河を開く、方向づける、導く等。
ここでは恐らく後ろ2つのどちらかの意味。

ソシオグラム
ソシオメトリーのテストによって測定された個人間の選択,拒否,無関心などの関係を実線や点線などの矢印で図示したもの。スターや孤立者の存在,下位集団の有無など,集団の構造を分析する資料となる。
ざっくり言うと、映画やアニメなどの公式ホームページで紹介されるような人物相関図もソシオグラム。

エルゴ
(ラテン語)ergo それ故に(therefore)。
ただ、本書ではエルゴデザイン的な意味で使われている気がします。

サイマル
同時通訳。前後文から判断するに通訳者の意味で使っているかと。

エポック:
ある特色に彩られた,一つの時代。ある出来事から想起されるような,一つの時代。
新しい時代。新段階。


LESSON 6. Cold Reading

バウム
恐らくここではバウムテスト、つまり性格検査のこと。
性格検査とはパーソナリティを把握するための心理検査である。質問紙法、投影法、作業検査法に分類される。知能検査、発達検査などとともに心理検査の一種である。

エピステーメー
・アリストテレスの哲学用語。単なる感覚的知覚や日常的意見であるドクサ憶見に対立させて,確かな理性的認識をさして呼んだ語。(ドクサ:プラトンアリストテレスが学的な理性的知識であるエピステーメー認識に対立させて,単なる感覚的知覚日常的意見をさして呼んだ語。臆説。臆見。)
・フーコーの用語で各時代に固有のものの考え方の枠組み。思考の台座。
たぶん後者!


フリンジサイエンス:境界科学。
説明が難しい…大雑把に言うと科学のようでいてその実そんなに科学的じゃない科学。
少し前の日本語で言うなら嘘科学みたいなのをイメージすると分かりやすいかも?(ゲーム脳理論とか、老化予防に良いとされる物の良く分からない根拠とか)

ミーム:meme
個々の文化の情報をもち,模倣を通じてヒトの脳から脳へ伝達される仮想の遺伝子。


重複しているものや、薬学等の学術的な固有名詞は飛ばしています。


HUMINT





コールド・リーディング―人の心を一瞬でつかむ技術



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