2018年11月02日
【本】自分の頭で考えて動く部下の育て方
すごくいい。
上司になる人だけじゃなくて
先生、または教わる人にも読んでほしい。
私は講師の仕事をしてるんですが、
この方法、正しいと思います。
一言でまとめると
「自分で考えさせるようにする」
ということを言っています。
世話をやいてあれこれ指示するのではなく、
どうすればいいと思うか考えさせてやらせる。
もちろん他にもたくさん体験談などふまえて書かれています。
たとえば、、、
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第 1 章
「 教え ない 教え 方」 を やっ て み た
「 教え ない」 どころか 意地悪 し て み た
第 5 章
「 頑張る な」 と いたわら れる から 頑張れる
部下 を 注意 する 時 の 基本 的 な 考え方
常に 成長 し 続ける こと の できる コツ
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目次で抽出しましたが、
目次だけ見てもなんとなくコツがわかるような。。。
もし部下、子供、夫が
自分で考えないで頼ってばっかりの人だったら、
是非読んでみてほしい!!
私が好きだったところ、
ちょっと抜き出しますね。
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山本五十六氏の有名な 「やってみせ 、言って聞かせて 、させてみせ 、ほめてやらねば 、人は動かじ 」という言葉は 、率先垂範の見本のように考えられている 。この言葉は 、なんらかの技術を教える場合には全くその通りなのだけれども 、リ ーダ ーと部下の関係に当てはめるのはちょっと違うように思う 。実際には山本五十六氏の言葉には 、 「話し合い 、耳を傾け 、承認し 、任せてやらねば 、人は育たず 」 「やっている 、姿を感謝で見守って 、信頼せねば 、人は実らず 」と言葉が続くそうだ 。部下の頑張りを全身全霊で承認することが大事だということを 、山本氏もちゃんと指摘しているように思う 。
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育てることと、すぐ出来るようにすることは違うことなんだなぁと、ここのちょっと前の部分読んでしみじみ思いました。
すぐに実践できるやつで、
また、私が生徒にやっていることで
こんなことが書かれていました。
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実は私のところに来たばかりの頃だと 「指示待ち人間 」候補と思われる人もいた 。初めから指示を待つ姿勢なのだ 。もし私がテキパキ指示を出していたら立派な指示待ち人間に育っていただろう 。しかしどうしたわけか 、自分の頭で考えて動く人間に必ず変わった 。なんでだろう ?私の場合 、指示を求められた時に 「どうしたらいいと思います ? 」と反問するのが常 。私は粗忽できちんとした指示を出す自信がないので 、相手の意見も聞くようにしている 。最初 、指示待ちの姿勢の人はこの反問に戸惑う人が多い 。しかし私は引き下がらず 、意見を求める 。 「いや 、私もどうしたらいいか分からないんですよ 。でも何かしなきゃいけないから考えるきっかけがほしいんですけど 、何か気づいたことあります ? 」と 、なんでもいいから口にしてくれたらありがたい 、という形で意見を求める 。そうするとおずおずと意見を口にしてくれる 。
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そうそう。最初は不安そうなのが
後からは自分で考えて 見守ってるだけで原因解決してくんですよね。
自分の力で。
この方法、絶対子育てにもいい!
あと、こんな言葉もありました。
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自分の頭で考えるスタッフになってもらうには 、失敗を許容するゆとりを持ち 、むしろ自分の頭で考えて失敗するリスクを採った勇気をたたえること 。
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怒らないで、ありがとうと
感謝をきちんと述べることって大事!
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