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新宿にオープン。野菜がたっぷり食べられる、発酵デリカテッセン「Kouji & ko」
新宿?島屋に2016年11月16日にオープンした「Kouji & ko（コウジアンドコー）」。「新しい発酵体験＝Novelle Hakkou（ヌーベル ハッコー）」をコンセプトにした体に嬉しいデリカテッセン。スタイリッシュにアレンジされたユニークなメニューから、これまでの概念を覆す新たな発酵の魅力に出合えます。 味噌や醤油、酢や麹など、日本の食卓は発酵天国。その高い健康効果は、近年世界的にも注目されているのだとか。「Kouji & ko」では、シンプルな和食に使われるイメージが強い発酵食品を、華やかにアレンジした画期的な料理がいただけます。おしゃれなカフェの装いですが、アドバイザーに発酵学者の小泉武夫先生を迎えているところにも、発酵に対する本気度の高さがうかがえます。小泉先生曰く、すべての発酵食品には、ガンや老化の原因となる体の酸化を抑える抗酸化物質が含まれている
のだそう。発酵食品を摂ることは、天然の薬を体内で作るようなもの。究極の自然食品なのです。 店頭のショーケースでひときわ目を引くのが、ボート型のディッシュに色とりどりの食材をのせた「ディッシュデリ」。「イカ墨リゾット たまり味噌の香り」（486円）や「塩麹マリネのローストビーフと紫野菜」（702円）など、ユニークなメニューが10種類前後揃います。どれも食物繊維たっぷりの食材に、塩麹や味噌、チーズやヨーグルトなどの発酵食品が組み合わされています。小泉先生によると、発酵食品×食物繊維は、腸内環境を整える最強コンビ。便秘解消はもちろん、免疫力を高めたり、美肌効果があったり、女性に嬉しいことづくしなのだそう。 そしてもうひとつ、この店の看板メニューが「カスタムグリーンサラダ」（Sサイズ972円、Mサイズ1188円）です。ベースとなるグリーンサラダに、9種類の在来種の野菜から3種、6種類の中から好みの発酵ドレッシングを選んだら、豆腐やチーズ、肉や穀類などから3種類をトッピングできる楽しいスタイル。ボリューム満点で、
Sサイズでも食べ応え充分です。在来種の野菜とは、日本で古くから栽培されてきた野菜のこと。「金時草」や「飛騨紅蕪（ヒダベニカブ）」、「源助大根」など聞き慣れない名前ばかりですが、繊細な味わいと食感が何とも新鮮。発酵ドレッシングが素材の味を引き立てます。 さらには、デザートやドリンクにまで発酵食品が！　「ビターチョコレートのムース たまり味噌の香り」（378円）や「甘酒と焙煎大麦のティラミス風」（594円）など、和のイメージの発酵食品と洋スイーツが見事にマッチしています。ドリンクにも酢や麹が使われており、どれも発酵パワーみなぎる力強い味わいです。店内には、オリジナルのドレッシングや甘酒なども販売されているので、家でも発酵生活を楽しんでみて。食べる万能薬とも言われる発酵食品をたっぷりの野菜といただけば、体中に元気がみなぎるのを実感できるはず。体の内側からすっきりキレイになれる「Kouji & ko」に、ぜひ足を運んでみてくださいね。