荒川太郎ニュース

東アジアカップ日本男子の初戦の相手はFIFAランク100位の中国。東アジアカップでは過去２回優勝している。日本男子はこの大会でまだ優勝しておらず、今大会で初優勝を目指す。

今回選出されたメンバーに海外組は１人もおらず、全員がJリーグで活躍する選手たち。ガンバの遠藤は今回選出されておらず、A代表初選出の選手を含む、若手中心のチーム。キャプテンは駒野。このメンバーでは２日しか練習していないという。

試合開始から日本選手は緊張のためか、固さが目立った。前半３分、DF栗原のファウルで中国にPKのチャンスを与える。これを決められ、先制を許した。前半の途中から日本もボールを回せるようになり、32分、コーナーキックから栗原がヘッドで決めて同点とした。

後半は中国の運動量が落ちた。14分、初選出の柿谷がヘッドで決めて２−１とリードした。その直後の16分、柿谷のラストパスからこれまた初選出の工藤が決めて３−１とした。柿谷は１ゴール１アシストと期待通りの活躍を見せた。

中国は足が止まり、ここから日本のゴールラッシュが始まると思ったが、36分、駒野のファウルでまたしても相手にPKのチャンスを与え、これを決められて、３−２となった。これで勢いを取り戻した中国は42分にもゴールを決めて３−３の同点とされてしまった。

３−１となったときは、楽勝かと思われたが、この２点のリードを守りきれなかった。２度もPKを与えてしまったのは痛かった。このメンバーの中から、ブラジルW杯への切符を手に入れることができるのは誰か。これから熾烈な競争が始まる。

東アジアカップ日程

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