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野球で日本全体が喜ぶような雰囲気です。阪神タイガース優勝おめでとうございます。


阪神優勝、記念セールで消費喚起　2023万円ジュエリーも



プロ野球阪神タイガースが１４日、１８年ぶりにセ・リーグ優勝を決めた。百貨店や家電量販店など関西企業を中心に１５日から記念セールを予定しており、祝賀ムードで消費喚起への期待が高まる。優勝による経済効果は関西だけで８７２億円との試算もあり、経済活性化への起爆剤となるか注目される。

阪神百貨店では１５日から７日間セールを開催。梅田本店（大阪市北区）では各階のお買い得品を取りそろえた「お楽しみ袋」のほか、優勝年にちなんだ１９８５万円、２００３万円、２００５万円、２０２３万円の記念価格ジュエリーや、「１８年ぶり」にかけた１８００万円のジュエリーを販売する。

梅田本店にある球団オフィシャルショップは優勝を控え、年齢性別を問わず多くのファンがグッズを求めて訪れた。阪神百貨店の広報担当者によると、阪神の好調に合わせてグッズもよく売れ、「８月の売り上げは去年の２倍以上になった」という。過去の優勝もほぼすべて目にしてきたという大阪市の横路武紘（よころたけひろ）さん（８０）は「テレビの前で応援するためにグッズを買いに来た。優勝はやっぱりうれしい」と笑顔を見せた。

阪急阪神ホールディングスは、関西エリア共通ポイント「Ｓポイント」が８倍になるキャンペーンをＨＥＰファイブや阪急三番街などで期間限定で実施する。

ただ、首都圏の阪急メンズ東京を含む阪急百貨店ではセールを開催しない。神戸阪急（神戸市）では懸垂幕の掲出を予定し、阪急うめだ本店（大阪市北区）や西宮阪急（兵庫県西宮市）では、デジタルサイネージでお祝いのメッセージを流すにとどめる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
一方、球団オフィシャルスポンサーの家電量販店ジョーシンも１５日からセールを開催。特価品やオフィシャルスポンサーならではの購入特典を用意している。

洋菓子メーカーのユーハイム（神戸市）はチョコレートやクリームでトラの顔を表現したホールケーキを阪神百貨店梅田本店などで計３００個売り出す。１８年ぶりの優勝にちなみ価格は１８００円。ユーハイム広報の藤本浩二さんは「このケーキを家族や友人らで囲みながら優勝を祝ってもらえたら」と話す。同業のモロゾフ（同）も計４店舗で、優勝記念ラベルを付けたカスタードプリンなど３商品を期間限定で販売する予定。

祝杯を挙げる阪神ファンの外食需要を見込んで、飲食店でも記念商品の準備が進む。ＩＯＢＩ（大阪市）は運営するラーメン店「ラーメンステーション梅田×セイマル中華そば」で記念メニューを売り出す。

阪急阪神ホテルズは傘下の５ホテルで１５日から１週間、レストランでの割引サービスを実施。ホテル阪神大阪（大阪市福島区）は館内の中国料理店で、優勝決定時の勝率にちなんだ優待料金のディナーメニューを提供する。


プロ野球ではパ・リーグでもオリックス・バファローズの３連覇が近づいており、日本シリーズが��関西ダービー�≠ﾆなれば相乗効果でさらなる消費が期待される。（桑島浩任、牛島要平、田村慶子）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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