2023年10月11日
フィンランド、「幸せの秘訣」をウェブで無料公開
最も幸福な国フィンランド、「幸せの秘訣」をウェブで無料公開
国連が毎年発表している「世界幸福度報告」で、フィンランドは6年連続で「世界一幸せな国」に選ばれた。その秘訣(ひけつ)は何なのか、知りたい人は多い。
フィンランド政府観光局「Visit Finland」が今年、フィンランド流幸せの秘訣を学べる4日間の対面式マスタークラスへの参加者を募集したところ、15万件もの申し込みが世界中から殺到した。そのときに残念ながら選ばれなかった人に今回、いい知らせがある。オンライン版マスタークラス「Find Your Inner Finn(内なるフィンランド人を見つけよう)」が始まったのだ。
このマスタークラスは、フィンランド人がどのようなライフスタイルを選択して充足感を得ているのかを深く掘り下げる内容だ。フィンランド人の幸福の柱となっている4つのテーマ、「食とウェルビーイング」「健康とバランス」「デザインと日常」「自然とライフスタイル」に基づき、各分野のウェルネス専門家によるレッスンが行われる。
オンライン版マスタークラスは、コーチ5人による一連の動画レッスンを視聴するかたちで受講する。まずは基本を学ぶ。それから実践に移り、喜びや幸福について学んだ秘訣を、自分の日常生活でフルに活かしていく。マスタークラスを最後まで終えた参加者には「幸福修了証(Certificate of Happiness)」が授与される。
フィンランドの政府機関ビジネス・フィンランドの国際マーケティング部門シニアディレクター、ヘリ・ジメネスは、こう述べる。「このマスタークラスを通じて、参加者全員に、自分なりに幸福な暮らしを歩んでいくための基礎を学んでほしい。幸福を感じる力は、生まれもったものでもなければ、神秘的な能力でもない。人生に対する向き合い方であり、学習することができる」
「幸福への道は一つではない。しかし、マスタークラス参加者のそれぞれが、自分なりの『内なるフィンランド人』を見いだしていけると信じている。私たちが前面に出したかったのは、フィンランド流の暮らし方と文化的側面だ。それが、フィンランド人がマスターした、堅実で充足した幸福観を生み出している」
マスタークラスの豪華講師陣
■フィンランド流の幸福の秘訣
マスタークラスでは、幸福の条件として、人生の主な側面4つが提案されている。1つ目は言うまでもなく「食とウェルビーイング」だ。フィンランド人によれば、新鮮な材料が豊富にあると、料理が楽しくなるし、健康面でのメリットも多い。
マスタークラスでは、著名シェフのアレックス・ヌルミから、簡単な料理法や、フィンランド流の料理のコツをいくつか学ぶことができる。
幸福になるためには「デザイン」もまた重要であり、フィンランドにはその代表的な例が多数ある。フィンランド人は、リラックスしたり、マインドフルネスを実践したりするためにアートや手工芸品を利用している。
「デザインと日常」では、デザイン専門家タイナ・スネルマン=ランゲンシェルドから、美しいデザインと美しい製品が、社会的課題の対処にどのように役立つかを学ぶ。
3つ目のテーマは、「健康とバランス」だ。フィンランド人は一般的に、充足感や心のバランス、幸福を育む精神的な特性を重視する。そうした特性には、他者や組織に対する高い信頼感や、フィンランド語の「シス(sisu)」、つまり不屈の精神で困難を乗り越えていく力などがある。
フィンランド流のメンタリティを教えてくれるのは、フォーブスが選ぶ「女性フューチャリスト50人」の1人、エイプリル・リンネだ。
最後のテーマである「自然」は、フィンランド流の暮らし方の中心にあるものだ。「自然とライフスタイル」では、立ち止まり、楽しみ、受け止める方法を学びながら、フィンランド流の自然との向き合い方を身に着けていく。
レッスンを担当するのは、自然愛好家でハイカー、写真家のミカエラ・クロイツと、同国北部に位置する遠隔地ヴァツァリのイナリ湖畔に住むネイチャーガイドのペトリ・コッコネンだ。
国連が毎年発表している「世界幸福度報告」で、フィンランドは6年連続で「世界一幸せな国」に選ばれた。その秘訣(ひけつ)は何なのか、知りたい人は多い。
フィンランド政府観光局「Visit Finland」が今年、フィンランド流幸せの秘訣を学べる4日間の対面式マスタークラスへの参加者を募集したところ、15万件もの申し込みが世界中から殺到した。そのときに残念ながら選ばれなかった人に今回、いい知らせがある。オンライン版マスタークラス「Find Your Inner Finn(内なるフィンランド人を見つけよう)」が始まったのだ。
このマスタークラスは、フィンランド人がどのようなライフスタイルを選択して充足感を得ているのかを深く掘り下げる内容だ。フィンランド人の幸福の柱となっている4つのテーマ、「食とウェルビーイング」「健康とバランス」「デザインと日常」「自然とライフスタイル」に基づき、各分野のウェルネス専門家によるレッスンが行われる。
オンライン版マスタークラスは、コーチ5人による一連の動画レッスンを視聴するかたちで受講する。まずは基本を学ぶ。それから実践に移り、喜びや幸福について学んだ秘訣を、自分の日常生活でフルに活かしていく。マスタークラスを最後まで終えた参加者には「幸福修了証(Certificate of Happiness)」が授与される。
フィンランドの政府機関ビジネス・フィンランドの国際マーケティング部門シニアディレクター、ヘリ・ジメネスは、こう述べる。「このマスタークラスを通じて、参加者全員に、自分なりに幸福な暮らしを歩んでいくための基礎を学んでほしい。幸福を感じる力は、生まれもったものでもなければ、神秘的な能力でもない。人生に対する向き合い方であり、学習することができる」
「幸福への道は一つではない。しかし、マスタークラス参加者のそれぞれが、自分なりの『内なるフィンランド人』を見いだしていけると信じている。私たちが前面に出したかったのは、フィンランド流の暮らし方と文化的側面だ。それが、フィンランド人がマスターした、堅実で充足した幸福観を生み出している」
マスタークラスの豪華講師陣
■フィンランド流の幸福の秘訣
マスタークラスでは、幸福の条件として、人生の主な側面4つが提案されている。1つ目は言うまでもなく「食とウェルビーイング」だ。フィンランド人によれば、新鮮な材料が豊富にあると、料理が楽しくなるし、健康面でのメリットも多い。
マスタークラスでは、著名シェフのアレックス・ヌルミから、簡単な料理法や、フィンランド流の料理のコツをいくつか学ぶことができる。
幸福になるためには「デザイン」もまた重要であり、フィンランドにはその代表的な例が多数ある。フィンランド人は、リラックスしたり、マインドフルネスを実践したりするためにアートや手工芸品を利用している。
「デザインと日常」では、デザイン専門家タイナ・スネルマン=ランゲンシェルドから、美しいデザインと美しい製品が、社会的課題の対処にどのように役立つかを学ぶ。
3つ目のテーマは、「健康とバランス」だ。フィンランド人は一般的に、充足感や心のバランス、幸福を育む精神的な特性を重視する。そうした特性には、他者や組織に対する高い信頼感や、フィンランド語の「シス(sisu)」、つまり不屈の精神で困難を乗り越えていく力などがある。
フィンランド流のメンタリティを教えてくれるのは、フォーブスが選ぶ「女性フューチャリスト50人」の1人、エイプリル・リンネだ。
最後のテーマである「自然」は、フィンランド流の暮らし方の中心にあるものだ。「自然とライフスタイル」では、立ち止まり、楽しみ、受け止める方法を学びながら、フィンランド流の自然との向き合い方を身に着けていく。
レッスンを担当するのは、自然愛好家でハイカー、写真家のミカエラ・クロイツと、同国北部に位置する遠隔地ヴァツァリのイナリ湖畔に住むネイチャーガイドのペトリ・コッコネンだ。
タグ:幸せ
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