2020年08月11日
8月12日経済指標(結果検証済)
地方高校で大規模クラスターが発生し、校長が「感染対策不備」を謝罪していました。高校生らは、こんな時期にも関わらず繁華街で呑み歩いていた訳ではありません。それでも大規模クラスターが発生したのだから「どうしようもないだろう」と思うものの、校長としては関係各所や地域を騒がしたことに謝罪せざるを得ないのでしょう。
気の毒に。
明日は
・09:30 8月集計分豪州Westpac消費者信頼感指数
・11:00 NZ中銀(RBNZ)金融政策
・21:30 7月集計分米国CPI
の発表があります。
豪州Westpac消費者信頼感指数
市場予想(前回結果)
・信頼感指数 +1.2(△6.1)
事前差異判別式の解は+7.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 4.0/2.5(6.5/4.5)
・直前1分足 2.0/1.3(1.9/0.9)
・直後1分足 3.8/2.8(2.7/2.1)
・直後11分足 6.3/4.3(7.5/5.7)
取引方針
・直前10-1分足値幅が4.7pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、3分以内に解消します。(期待的中率67%)
・指標発表後、直後1分足順跳幅が1.9pips超に達したら直ちに追撃開始し、発表後3分以内に解消します。(期待的中率70〜83%)
・直後1分足順跳幅が3.8pips超に達したら、直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、発表後11分以内に解消します。(期待的中率67%)
NZ中銀(RBNZ)金融政策
市場予想(前回結果)
・現状維持(現状維持)
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 8.0/5.2(3.5/2.5)
・直前1分足 7.4/6.2(3.1/3.1)
・直後1分足 49.9/42.0(21.6/16.7)
・直後11分足 65.1/49.8(54.9/41.5)
取引方針
・発表後、初期反応方向に追撃します。
米国CPI
市場予想(前回結果)
・前月比 +0.3%(+0.6%)
・前年比 +0.8%(+0.6%)
・コア前月比+0.2%(+0.2%)
・コア前年比+1.1%(+1.2%)
事前差異判別式の解は+0.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 5.6/ 3.1( 5.1/2.0)
・直前1分足 4.0/ 2.8( 1.9/1.0)
・直後1分足 17.1/12.3( 7.3/4.7)
・直後11分足 22.7/15.8(10.6/6.3)
取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が1.6pips超のとき、その逆方向です。
・前月実態差異判別式の解の絶対値が1.5超のとき、指標発表直前に前月実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は+5.3です。よって、今回はショートです。
但し、直前10-1分足値幅が4.7pips超の陰線ならばロングです。
・直後1分足順跳幅が18.2pips超に達したら直ちに追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
・直後1分足順跳幅が36.4pips超に達したら直ちに追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
以下は13日に追記しています。
豪州Westpac消費者信頼感指数
結果は△9.5%で、指数は4月のロックダウン時の75.6に近い79.5でした(前回7月は87.9)。
がしかし、レポート本文を読む限りでは、この反応が過剰過ぎるとの見解が示されています。全土でビクトリア州のような状況になるとは思われず、同州の状況が改善するのに従って指数は改善するとの見通しです。
RBNZ金融政策
結果は、OCRが現状維持、LSAPが最大1,000億ドルまで拡大、でした。
結論、(備えとして)一層の緩和を準備しておく、です。
声明要点は次の通り。
・追加緩和パッケージの準備に積極的に取り組むことを合意。追加緩和パッケージとは、マイナス金利と外国資産購入を指す。
・NZはCOVID-19の広がり封じ込めに成功し、社会的制限の緩和と経済活動を回復した。最近の指標は5月の金融政策声明で予想したより早く生産と雇用が回復した。がしかし、パンデミックによる深刻な世界経済の混乱は持続中。現時点において、この他国の影響が不確実で、その継続が下振れリスクを残している。
・国境規制は引き続き移民や観光を大幅に抑制。輸出品価格は引き続き堅調なものの、NZDレートの上昇によって部分的に相殺され、輸出生産者の収益をあまり増やしていない。
・政府支出を通じて、国内経済活動への継続的な支援が行われているものの、賃金補助金の終了が発表されたことが雇用減少に結びつく可能性が高い。
・金融政策は今後も緩和的で、必要に応じて追加刺激策を提供する。
なお、マイナス金利については、5月の声明か会見で年内実施の準備を市中銀行にもよおしています。
米国CPI
指標結果はコア指数が29年半ぶりの大きな伸びでした。
3月の原油価格暴落の反動が寄与していると見られ、ガソリン価格が+5.6%(6月は+12.3%)だったようです。一方。食品価格は△0.4%で、食品価格が下落するのは2019年4月以降で初めてとのこと。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
気の毒に。
明日は
・09:30 8月集計分豪州Westpac消費者信頼感指数
・11:00 NZ中銀(RBNZ)金融政策
・21:30 7月集計分米国CPI
の発表があります。
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豪州Westpac消費者信頼感指数
市場予想(前回結果)
・信頼感指数 +1.2(△6.1)
事前差異判別式の解は+7.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 4.0/2.5(6.5/4.5)
・直前1分足 2.0/1.3(1.9/0.9)
・直後1分足 3.8/2.8(2.7/2.1)
・直後11分足 6.3/4.3(7.5/5.7)
取引方針
・直前10-1分足値幅が4.7pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、3分以内に解消します。(期待的中率67%)
・指標発表後、直後1分足順跳幅が1.9pips超に達したら直ちに追撃開始し、発表後3分以内に解消します。(期待的中率70〜83%)
・直後1分足順跳幅が3.8pips超に達したら、直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、発表後11分以内に解消します。(期待的中率67%)
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NZ中銀(RBNZ)金融政策
市場予想(前回結果)
・現状維持(現状維持)
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 8.0/5.2(3.5/2.5)
・直前1分足 7.4/6.2(3.1/3.1)
・直後1分足 49.9/42.0(21.6/16.7)
・直後11分足 65.1/49.8(54.9/41.5)
取引方針
・発表後、初期反応方向に追撃します。
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米国CPI
市場予想(前回結果)
・前月比 +0.3%(+0.6%)
・前年比 +0.8%(+0.6%)
・コア前月比+0.2%(+0.2%)
・コア前年比+1.1%(+1.2%)
事前差異判別式の解は+0.3です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 5.6/ 3.1( 5.1/2.0)
・直前1分足 4.0/ 2.8( 1.9/1.0)
・直後1分足 17.1/12.3( 7.3/4.7)
・直後11分足 22.7/15.8(10.6/6.3)
取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が1.6pips超のとき、その逆方向です。
・前月実態差異判別式の解の絶対値が1.5超のとき、指標発表直前に前月実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は+5.3です。よって、今回はショートです。
但し、直前10-1分足値幅が4.7pips超の陰線ならばロングです。
・直後1分足順跳幅が18.2pips超に達したら直ちに追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
・直後1分足順跳幅が36.4pips超に達したら直ちに追撃を開始し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。
以上
以下は13日に追記しています。
【事後検証】
豪州Westpac消費者信頼感指数
結果は△9.5%で、指数は4月のロックダウン時の75.6に近い79.5でした(前回7月は87.9)。
がしかし、レポート本文を読む限りでは、この反応が過剰過ぎるとの見解が示されています。全土でビクトリア州のような状況になるとは思われず、同州の状況が改善するのに従って指数は改善するとの見通しです。
ーーー$€¥£A$ーーー
RBNZ金融政策
結果は、OCRが現状維持、LSAPが最大1,000億ドルまで拡大、でした。
結論、(備えとして)一層の緩和を準備しておく、です。
声明要点は次の通り。
・追加緩和パッケージの準備に積極的に取り組むことを合意。追加緩和パッケージとは、マイナス金利と外国資産購入を指す。
・NZはCOVID-19の広がり封じ込めに成功し、社会的制限の緩和と経済活動を回復した。最近の指標は5月の金融政策声明で予想したより早く生産と雇用が回復した。がしかし、パンデミックによる深刻な世界経済の混乱は持続中。現時点において、この他国の影響が不確実で、その継続が下振れリスクを残している。
・国境規制は引き続き移民や観光を大幅に抑制。輸出品価格は引き続き堅調なものの、NZDレートの上昇によって部分的に相殺され、輸出生産者の収益をあまり増やしていない。
・政府支出を通じて、国内経済活動への継続的な支援が行われているものの、賃金補助金の終了が発表されたことが雇用減少に結びつく可能性が高い。
・金融政策は今後も緩和的で、必要に応じて追加刺激策を提供する。
なお、マイナス金利については、5月の声明か会見で年内実施の準備を市中銀行にもよおしています。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国CPI
指標結果はコア指数が29年半ぶりの大きな伸びでした。
3月の原油価格暴落の反動が寄与していると見られ、ガソリン価格が+5.6%(6月は+12.3%)だったようです。一方。食品価格は△0.4%で、食品価格が下落するのは2019年4月以降で初めてとのこと。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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