FX用経済指標分析

インドの会社が日本で寿司屋を出店し、見たこともないようなネタの寿司を出しているのではありません。日本で成功しているカレーのチェーン店が、インドでカレー屋1号店を開店したそうです。

「食文化というものを一体どう考えているのか」と、焼き餃子を頬張りながら我々が文句を言っても仕方ありません。インド人がカレーしか食べていないのかどうか知りませんが、たかが食べ物や食べ方のことでナショナリズムを発揮しないでいて欲しいですね。

一方、今回のコロナ禍の困ったことは、ウィルスが小さくて訳がわからないことです。もしもコロナウィルスが身長3mぐらいあって訳がわからないことを喋るヤツらだったら、きっと何かの映画みたいに人類は団結して闘っていたことでしょう。
何か、コロナ禍だけでも面倒なのに、あちこち人類は対立していて、指標への反応がわかりにくくて面倒です。

さて、明日4日は、
・10:30　6月集計分豪州小売売上高・6月集計分豪州貿易収支
の発表があります。

7月22日に発表された6月集計分小売売上高速報値では、発表結果が前月比＋2.4％、前年同月比＋8.2％で、直後1分足は陽線でした。
前月比は微増、前年同月比は予想外に大きくプラスだったものの、実態差異判別式の解の符号はマイナスになっていました。結果、直後11分足は陰線に転じました。

市場予想（前回結果）
・前月比　＋2.4％（＋16.9％）
・前期比　△3.2％（＋0.7％）
事前差異判別式の解は△14.5です。

過去平均順跳幅／値幅pips（2020年）
・直前10-1分足　5.4／ 3.1（6.0／3.1）
・直前1分足　　 3.8／ 2.7（2.2／1.4）
・直後1分足　　14.6／10.8（5.6／3.8）
・直後11分足　 18.7／13.5（8.6／5.9）
2020年の発表後平均pipsが小さいのは、コロナ禍が始まった2月集計分以降、速報値が発表されているためと考えられます。参考にすべきは過去平均値でなく、（）内の2020年平均値です。

取引方針
・直前1分足はショートです。（期待的中率81％）

・前月実態差異判別式の解の絶対値が0.6超のとき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は＋34.6です。よって今回はロングです。（期待的中率67〜70％）

・3か月前集計のWestpac消費者信頼感指数の絶対値が2%超のとき、指標発表直前にその符号と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。3月集計分Westpac消費者信頼感指数は△3.8でした。よって今回はロングです。（期待的中率68〜77％）

・発表後、初期反応方向に追撃ポジションを取得し、直後11分足順跳幅での利確を狙います。（期待的中率67〜75％）

・直後1分足順跳幅が21.8pips超のとき、直後1分足値幅の半値戻しが起きたら再追撃ポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。


以下は22時頃に追記しています。

【事後検証】

どうもこの時間帯は忙しくて取引を逃してしまいます。

発表結果は改善だったものの、反応は陰線でした。





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