2020年01月31日
1月31日経済指標(結果検証済)
本日は
・22:30 12月集計分米国個人消費支出・個人所得
の発表があります。
市場予想(前回結果)
・個人所得前月比+0.3%(+0.5%)
・個人支出前月比+0.3%(+0.4%)
・PCEコアデフレータ前月比+0.1%(+0.1%)
・PCEコアデフレータ前年比+1.6%(+1.6%)
事前差異判別式の解は△0.6です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/4(3/3)
・直前1分足 4/3(1/1)
・直後1分足 9/6(4/3)
・直後11分足 12/7(6/4)
過去傾向に基づく取引方針
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、6pips以上の含益があるときか、指標発表後1分以内に解消します。
・指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得し、9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が7pipsを超えたら直ちに追撃開始し、直後1分足順跳幅の2倍を超えるか、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が過去平均値の14pips超に達したら、直後1分足終値がついた時点で逆張りし、3pipsの利確か、直後1分足順跳幅の半値戻しを狙います。
以下は2月2日に追記しています。
結果は予想より改善、前回より悪化でした。
反応も初期は陽線、その後陰線に転じました。
個人所得の伸びは2015年以降平均値(+0.31%)より0.1%小さい+0.2%、PCEコアデフレータ前月比は同平均値(+0.13%)より0.1%大きい+0.2%、でした。
所得の伸びが小さくなって物価上昇が大きくなったことを理由に挙げて、今年の個人消費が緩やかな伸びに留まるとの見解を示した解説もありました(ロイター)。
反応が発表直後に陽線、その後に陰線に転じたことは、事後差異判別式の解の符号がプラスで、実態差異判別式の解がマイナスだったことから、過去の傾向に沿った動きだったと言えます。
現在の武漢肺炎拡大を理由に挙げる必要はありません。
事前方針における「指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得し、9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消」は、「判定不可」を結論とします。
「指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得」は過去傾向通りでした。
また、「9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消」も、直後11分足順跳幅が直後1分足順跳幅を超えて反応を伸ばしているので間違っていません。
がしかし「直後11分足終値がつくまでに解消」という割には、指標発表から1分を過ぎて利確すべきタイミングが早すぎた気がします。
よって、これは本来ならば「〇」判定で構いません。
が、採点は厳しく、です。
厳しくしても、中長期的に的中率が高い分析を目指すことにしましょう。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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・22:30 12月集計分米国個人消費支出・個人所得
の発表があります。
市場予想(前回結果)
・個人所得前月比+0.3%(+0.5%)
・個人支出前月比+0.3%(+0.4%)
・PCEコアデフレータ前月比+0.1%(+0.1%)
・PCEコアデフレータ前年比+1.6%(+1.6%)
事前差異判別式の解は△0.6です。
過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/4(3/3)
・直前1分足 4/3(1/1)
・直後1分足 9/6(4/3)
・直後11分足 12/7(6/4)
過去傾向に基づく取引方針
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、6pips以上の含益があるときか、指標発表後1分以内に解消します。
・指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得し、9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が7pipsを超えたら直ちに追撃開始し、直後1分足順跳幅の2倍を超えるか、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が過去平均値の14pips超に達したら、直後1分足終値がついた時点で逆張りし、3pipsの利確か、直後1分足順跳幅の半値戻しを狙います。
以上
以下は2月2日に追記しています。
【事後検証】
結果は予想より改善、前回より悪化でした。
反応も初期は陽線、その後陰線に転じました。
個人所得の伸びは2015年以降平均値(+0.31%)より0.1%小さい+0.2%、PCEコアデフレータ前月比は同平均値(+0.13%)より0.1%大きい+0.2%、でした。
所得の伸びが小さくなって物価上昇が大きくなったことを理由に挙げて、今年の個人消費が緩やかな伸びに留まるとの見解を示した解説もありました(ロイター)。
反応が発表直後に陽線、その後に陰線に転じたことは、事後差異判別式の解の符号がプラスで、実態差異判別式の解がマイナスだったことから、過去の傾向に沿った動きだったと言えます。
現在の武漢肺炎拡大を理由に挙げる必要はありません。
事前方針における「指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得し、9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消」は、「判定不可」を結論とします。
「指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得」は過去傾向通りでした。
また、「9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消」も、直後11分足順跳幅が直後1分足順跳幅を超えて反応を伸ばしているので間違っていません。
がしかし「直後11分足終値がつくまでに解消」という割には、指標発表から1分を過ぎて利確すべきタイミングが早すぎた気がします。
よって、これは本来ならば「〇」判定で構いません。
が、採点は厳しく、です。
厳しくしても、中長期的に的中率が高い分析を目指すことにしましょう。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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タグ:個人消費支出,個人所得
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