2019年02月17日
前週備忘、及び、2月18日〜22日経済指標
インターネットの普及・進化によって多様な意見を「匿名」で表明できる時代になりました。おそらく「匿名」という点こそ、意見多様化と他者敵視に繋がり、社会の「分裂」に繋がっているようです。多数決の結果が不完全ながらもベターな結論という「約束事」が、そんな約束してない、という人も多くなったからかも知れません。
最近は、以前だったら単なるガス抜きの場でさえ、そうは言えないほど影響力を持ち始めた気がします。
それでも、意見表明は選挙みたいに「無記名投票」が許されるべきでしょう。弊害は多くても「記名投票」しか認めないことよりは、弊害が少ないと考えられます。顔を隠したデモや、企業のコンプライアンス違反通報の匿名も、この考え方です。
フランスでは、政権政策への反発の黄色いベスト運動による毎週末のデモを収束させるため、大統領公約を問う国民投票を今年実施する可能性があるそうです。既に国民の意見を政策に反映させるために設けたインターネット特設サイトには、70万件超の意見が寄せられているそうです。今月に入って討論会も各地で開催されており、3月15日まで約3000カ所で行われる予定だそうです。
途中集計で70万件超の意見をいちいち反映しないために、予め公約を掲げた代表者を選ぶのが選挙だったはずなのに、何だか本末転倒な気がします。
FXには関係ありません。
前週はAUDの下げを警戒していたものの、これは完全に外しました。
米国は予算が成立して政府再閉鎖が避けられました。壁の建設は、大統領が国家非常事態宣言を行って、国防予算と麻薬犯罪抑制予算から転用して予算化されそうです。米中貿易閣僚協議は不十分な進展に留まったものの、進展している以上は3月1日の対中関税発動は延期の可能性が高まりました(米大統領発言)。
FRBが市場や景気の様子見をする方針を示した以上、当面は米金利が為替に与える影響が小さくなるでしょう。金利に代わって大きく為替を動かす要因は、経済指標(市場や景気)です。実際、年明け以降の経済指標への反応は昨年より大きくなっています(英国指標を除く。英国指標はいま注視していません)。
前週の成績を纏めておきます。前週は過去の傾向通りに反応する指標ばかりでした。
・事前分析成績は9勝1敗(分析採用回数10回、的中率90%)
・事前分析の取引方針を採用できなかったことは、前提を満たさずに取引できなかったことが0回、判定不可及び取引不可だったことが2回で、計2回です(12回の取引を事前準備し、うち10回で取引可能=方針採用率83%)
・過去分析に基づく事前方針に沿った取引は5勝2敗でした(勝率71%、事前準備した取引方針12回に対する方針実施率58%)
・それとは別に、過去分析に基づかない、もしくはポジション保有時間延長による取引は4勝1敗でした(全取引に対する方針順守率58%)
・取引時間は13分11秒、損益は+39.67pips、1分足1本当たりの損益は+3.0pips
1分足1本当たり3pips以上の収益は、これで2週続けてです。これは現在、取引する指標を選んでいることも理由のひとつです。
今週は、大きく動く指標が独国PMI速報値ぐらいです。英国指標は取引しません。
指標以外、USD絡み・AUD絡みでは対中関税の発動延期のツィート有無、GBP絡みは離脱延期の発表有無、が今週注意しておく点です。
2月18日(月)米国休場
注目指標なし
2月19日(火)
09:30 RBA金融政策会合議事要旨公表
18:30 1月集計分英国雇用統計
19:00 2月集計分独国ZEW景況感調査
2月20日(水)
08:50 1月集計分日本通関ベース貿易統計
28:00 米国FOMC議事要旨
2月21日(木)
09:30 1月集計分豪州雇用統計
17:30 2月集計分独国PMI速報値
22:30 2月集計分米国Phil連銀製造業景気指数・12月集計分耐久財受注
24:00 1月集計分米国中古住宅販売件数
2月22日(金)
18:00 2月集計分独国Ifo企業景況感指数
最近は、以前だったら単なるガス抜きの場でさえ、そうは言えないほど影響力を持ち始めた気がします。
それでも、意見表明は選挙みたいに「無記名投票」が許されるべきでしょう。弊害は多くても「記名投票」しか認めないことよりは、弊害が少ないと考えられます。顔を隠したデモや、企業のコンプライアンス違反通報の匿名も、この考え方です。
フランスでは、政権政策への反発の黄色いベスト運動による毎週末のデモを収束させるため、大統領公約を問う国民投票を今年実施する可能性があるそうです。既に国民の意見を政策に反映させるために設けたインターネット特設サイトには、70万件超の意見が寄せられているそうです。今月に入って討論会も各地で開催されており、3月15日まで約3000カ所で行われる予定だそうです。
途中集計で70万件超の意見をいちいち反映しないために、予め公約を掲げた代表者を選ぶのが選挙だったはずなのに、何だか本末転倒な気がします。
FXには関係ありません。
【前週備忘】
前週はAUDの下げを警戒していたものの、これは完全に外しました。
米国は予算が成立して政府再閉鎖が避けられました。壁の建設は、大統領が国家非常事態宣言を行って、国防予算と麻薬犯罪抑制予算から転用して予算化されそうです。米中貿易閣僚協議は不十分な進展に留まったものの、進展している以上は3月1日の対中関税発動は延期の可能性が高まりました(米大統領発言)。
FRBが市場や景気の様子見をする方針を示した以上、当面は米金利が為替に与える影響が小さくなるでしょう。金利に代わって大きく為替を動かす要因は、経済指標(市場や景気)です。実際、年明け以降の経済指標への反応は昨年より大きくなっています(英国指標を除く。英国指標はいま注視していません)。
ーーー$€¥£A$ーーー
前週の成績を纏めておきます。前週は過去の傾向通りに反応する指標ばかりでした。
・事前分析成績は9勝1敗(分析採用回数10回、的中率90%)
・事前分析の取引方針を採用できなかったことは、前提を満たさずに取引できなかったことが0回、判定不可及び取引不可だったことが2回で、計2回です(12回の取引を事前準備し、うち10回で取引可能=方針採用率83%)
・過去分析に基づく事前方針に沿った取引は5勝2敗でした(勝率71%、事前準備した取引方針12回に対する方針実施率58%)
・それとは別に、過去分析に基づかない、もしくはポジション保有時間延長による取引は4勝1敗でした(全取引に対する方針順守率58%)
・取引時間は13分11秒、損益は+39.67pips、1分足1本当たりの損益は+3.0pips
1分足1本当たり3pips以上の収益は、これで2週続けてです。これは現在、取引する指標を選んでいることも理由のひとつです。
【今週指標】
今週は、大きく動く指標が独国PMI速報値ぐらいです。英国指標は取引しません。
指標以外、USD絡み・AUD絡みでは対中関税の発動延期のツィート有無、GBP絡みは離脱延期の発表有無、が今週注意しておく点です。
2月18日(月)米国休場
注目指標なし
2月19日(火)
09:30 RBA金融政策会合議事要旨公表
18:30 1月集計分英国雇用統計
19:00 2月集計分独国ZEW景況感調査
2月20日(水)
08:50 1月集計分日本通関ベース貿易統計
28:00 米国FOMC議事要旨
2月21日(木)
09:30 1月集計分豪州雇用統計
17:30 2月集計分独国PMI速報値
22:30 2月集計分米国Phil連銀製造業景気指数・12月集計分耐久財受注
24:00 1月集計分米国中古住宅販売件数
2月22日(金)
18:00 2月集計分独国Ifo企業景況感指数
以上
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8557743
この記事へのトラックバック