2018年11月21日
11月21日経済指標(結果検証済)
欧米株は全面安でした。
本日は、
22:30 10月集計分米国耐久財受注
24:00 10月集計分米国中古住宅販売件数
が発表されます。
米国耐久財受注は、前月比よりもコア前月比に注目すべき、という指標解説が散見されます。けれども、2015年以降に限れば、指標発表直後の反応方向への影響力は、僅かに前月比の方が大きくなっています。
市場予想(前回結果修正値)
・耐久財受注前月比△2.5%(+0.7%)
・コア耐久財受注前月比+0.4%(+0.1%)
前月の中古住宅販売件数前月比の実態差異はマイナスでした。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直後1分足9/6(3/2)
・直後11分足13/8(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陽線側に1・2pips伸びたらショートをオーダーし、指標発表直前に利確/損切します。
・指標発表直前にショートをオーダーし、発表後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向への短期追撃を行います。
米国中古住宅販売件数は、最近、チャートへの影響力が弱く、残念ながら魅力に欠く指標です
市場予想(前回結果修正値)
・年換算件数520万件(515万件)
・前月比+1.0%(△3.4%)
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(7/5)
・直後1分足5/3(2/1)
・直後11分足9/5(5/3)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陰線なら(陰線になりそうなら)、指標発表直前にロングをオーダーします。利確/損切の目安は2・3pipsで、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、なるべく早く利確を目指し、ポジション長持ちを避けた方が良いでしょう。欲張らずに、利確/損切の目安は2・3pipsぐらいにしておきましょう。
以下は11月22日に追記しています。
耐久財受注は、総合・コア(輸送機器除く)ともに予想を下回ってかなり悪化し、反応は陰線となりました。
数値を見比べればわかるように、輸送機器の悪化(△12.2%)が顕著でした。輸送機器の悪化が、中国を始め新興国や途上国向けだったかどうかは確認できていません。また、最近の原油価格低下が設備投資に影響している可能性があります。
反応は過去の傾向通りで、事前投稿した方針通りで数pipsが利確できたでしょう。
それにしても、USDJPYとEURUSDをともに記録し始めてまだ3か月ぐらいですが、USDJPYの方が米国指標との相性が良いようです。但し、そうした感触は、この3か月ぐらいは欧州自体に多々問題があるからかも知れません。
取引結果を下表に纏めます。
どうせ大して反応しないと見越して、指標発表時刻を跨ぐ取引しか行いませんでした。少しもったいなかった気もしますが、先述の通り、今はEUやら株やら気持ち悪いことが多いので、取引を減らすことには問題ありません。
本ブログ開始以降の事前分析を開示した取引の成績を下図一覧します。
全体的に負けはしないものの、稼ぎの少ない指標ですね。
中古住宅販売件数は、寝ていて取引できませんでした。歳のせいか、だいたい22時頃に寝て5時頃に起きる習慣があるので、スマホを寝床に持ち込んでいても、冬時間は米国指標での取引がどうしても減ってしまいます。
指標結果は、事後差異がプラス、実態差異がマイナスで、反応は、直後1分足が陽線、直後11分足が陰線となりました。過去傾向通りの反応です。
今回は少し戻しが起きたものの、年換算件数のグラフ推移が下降基調に転じた可能性がある点は、認識を改める必要がないと思われます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
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22:30 10月集計分米国耐久財受注
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が発表されます。
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米国耐久財受注は、前月比よりもコア前月比に注目すべき、という指標解説が散見されます。けれども、2015年以降に限れば、指標発表直後の反応方向への影響力は、僅かに前月比の方が大きくなっています。
市場予想(前回結果修正値)
・耐久財受注前月比△2.5%(+0.7%)
・コア耐久財受注前月比+0.4%(+0.1%)
前月の中古住宅販売件数前月比の実態差異はマイナスでした。
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(4/2)
・直後1分足9/6(3/2)
・直後11分足13/8(7/4)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陽線側に1・2pips伸びたらショートをオーダーし、指標発表直前に利確/損切します。
・指標発表直前にショートをオーダーし、発表後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向への短期追撃を行います。
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米国中古住宅販売件数は、最近、チャートへの影響力が弱く、残念ながら魅力に欠く指標です
市場予想(前回結果修正値)
・年換算件数520万件(515万件)
・前月比+1.0%(△3.4%)
過去反応平均順跳幅/値幅pips(2018年平均pips)
・直前10-1分足6/4(7/5)
・直後1分足5/3(2/1)
・直後11分足9/5(5/3)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足が陰線なら(陰線になりそうなら)、指標発表直前にロングをオーダーします。利確/損切の目安は2・3pipsで、発表直後の跳ねで利確/損切です。
・初期反応方向を確認したら早期追撃開始し、なるべく早く利確を目指し、ポジション長持ちを避けた方が良いでしょう。欲張らずに、利確/損切の目安は2・3pipsぐらいにしておきましょう。
以上
以下は11月22日に追記しています。
【事後検証】
耐久財受注は、総合・コア(輸送機器除く)ともに予想を下回ってかなり悪化し、反応は陰線となりました。
数値を見比べればわかるように、輸送機器の悪化(△12.2%)が顕著でした。輸送機器の悪化が、中国を始め新興国や途上国向けだったかどうかは確認できていません。また、最近の原油価格低下が設備投資に影響している可能性があります。
反応は過去の傾向通りで、事前投稿した方針通りで数pipsが利確できたでしょう。
それにしても、USDJPYとEURUSDをともに記録し始めてまだ3か月ぐらいですが、USDJPYの方が米国指標との相性が良いようです。但し、そうした感触は、この3か月ぐらいは欧州自体に多々問題があるからかも知れません。
取引結果を下表に纏めます。
どうせ大して反応しないと見越して、指標発表時刻を跨ぐ取引しか行いませんでした。少しもったいなかった気もしますが、先述の通り、今はEUやら株やら気持ち悪いことが多いので、取引を減らすことには問題ありません。
本ブログ開始以降の事前分析を開示した取引の成績を下図一覧します。
全体的に負けはしないものの、稼ぎの少ない指標ですね。
ーーー$€¥£A$ーーー
中古住宅販売件数は、寝ていて取引できませんでした。歳のせいか、だいたい22時頃に寝て5時頃に起きる習慣があるので、スマホを寝床に持ち込んでいても、冬時間は米国指標での取引がどうしても減ってしまいます。
指標結果は、事後差異がプラス、実態差異がマイナスで、反応は、直後1分足が陽線、直後11分足が陰線となりました。過去傾向通りの反応です。
今回は少し戻しが起きたものの、年換算件数のグラフ推移が下降基調に転じた可能性がある点は、認識を改める必要がないと思われます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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以下のようにに変更いたしました。
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・データベース作成数の上限: 50個 → 70個〜
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