2018年10月19日
10月19日経済指標(結果検証済)
昨日、上海総合指数は前日比2.9%安の2486.42となり、終値としては2014年11月以来の安値を付けました。米中貿易摩擦もあって、今年に入ってからは約30%の下落となっています。本日は11時に中国GDP発表が予定されており、市場予想は成長減速となっています。
欧州株は、DAXを中心に序盤に戻しつつあったものの、米株価下げに連られて下げました。米株価の下げは、前夜のFOMC議事要旨でのFRB利上げ継続姿勢と企業業績悪化への懸念だそうです。中間選挙が迫ることを原因に挙げる記事は、まだ見当たりません。
10年債金利は3.2%を下回ったものの、VIX指数は再び20を上回りました。
ECB総裁は、伊国の来年度予算案についてEUの財政規律違反を非難しました。
EU首脳会議では、ブリグジット交渉の進展を待つ姿勢が示されたものの、11月の臨時首脳会議は中止されるそうです。英欧交渉がそれまでに進展するとは見込めないようです。
トルコがサウジ記者行方不明問題で対米協力を積極的に行っているそうです。先日の米牧師解放もあって、トルコリラが少しずつ戻しており、昨日は対円で20円を一時超えました。但し、日足チャートで一昨日に雲上端に達しており、週末を控えて雲を上抜けるのは難しい気がします。
USDJPYは日足一目均衡表で転換線が完全に基準線を下回りました。まだ基準線は上昇中で、遅行線が実体ローソク足接触は本日から次週前半となります。テクニカル的な下降トレンド転換という判断は、意識しつつもまだ時期尚早という構図です。
本日は、
が発表されます。
米国中古住宅販売件数
本指標は、2017年6月以降ほとんど反応しない指標と化しています。それより前に比べ、それ以降の市場予想の精度が上がった訳でもありません。おそらく、多少の需要増減があっても、好景気による慢性的な中古住宅の供給不足によって、市場が本指標の変化に意味を見出せなくなりつつあるため、と推察されます。
ポジションは、指標発表直後の跳ねと、その後数分間の伸びで、それぞれ3pips程度を狙うしかありません。
市場予想(前回結果)
・年換算件数531万件(534万件)
・前月比△0.7%(0%)
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pipsp)
・直前10-1分足6/4(7/5)
・直後1分足5/3(3/1)
・直後11分足9/5(6/3)
過去反応方向及び取引方針
・指標発表直前は、直前1分足が陰線になりそうなときロングをオーダーし、利確/損切の目安を3pipsぐらいにするしかありません。
・追撃は、直後1分足と直後11分足の方向一致率が高く、指標発表から1分を過ぎてから発表直後の跳ねを超えがちなのだから、初期反応を確認したら早期追撃開始です。この追撃ポジションは、指標発表から1分を過ぎて3pipsも得たら、利確した方が良いでしょう。
以下は10月20日に追記しています。
指標結果はかなり悪い内容でした。年率換算件数は、2017年11月集計分が554万件でピークに下降基調となっています。今回結果は2016年3月集計分(定時発表値)に次いで最近の低い数値でした。やはり、住宅ローン金利上昇が原因でしょう。
指標発表後は40秒ぐらい陽線側に小さく動いたものの、その後は陰線側に暫く留まりました。事前方針通りに初期反応方向の陽線側に追撃していた場合、利確/損切はタイミング次第ということになります。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
欧州株は、DAXを中心に序盤に戻しつつあったものの、米株価下げに連られて下げました。米株価の下げは、前夜のFOMC議事要旨でのFRB利上げ継続姿勢と企業業績悪化への懸念だそうです。中間選挙が迫ることを原因に挙げる記事は、まだ見当たりません。
10年債金利は3.2%を下回ったものの、VIX指数は再び20を上回りました。
ECB総裁は、伊国の来年度予算案についてEUの財政規律違反を非難しました。
EU首脳会議では、ブリグジット交渉の進展を待つ姿勢が示されたものの、11月の臨時首脳会議は中止されるそうです。英欧交渉がそれまでに進展するとは見込めないようです。
トルコがサウジ記者行方不明問題で対米協力を積極的に行っているそうです。先日の米牧師解放もあって、トルコリラが少しずつ戻しており、昨日は対円で20円を一時超えました。但し、日足チャートで一昨日に雲上端に達しており、週末を控えて雲を上抜けるのは難しい気がします。
USDJPYは日足一目均衡表で転換線が完全に基準線を下回りました。まだ基準線は上昇中で、遅行線が実体ローソク足接触は本日から次週前半となります。テクニカル的な下降トレンド転換という判断は、意識しつつもまだ時期尚早という構図です。
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本日は、
- 08:30 9月集計分日本CPI
- 11:00 7-9月期中国GDP
- 23:00 9月集計分米国中古住宅販売件数
が発表されます。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国中古住宅販売件数
本指標は、2017年6月以降ほとんど反応しない指標と化しています。それより前に比べ、それ以降の市場予想の精度が上がった訳でもありません。おそらく、多少の需要増減があっても、好景気による慢性的な中古住宅の供給不足によって、市場が本指標の変化に意味を見出せなくなりつつあるため、と推察されます。
ポジションは、指標発表直後の跳ねと、その後数分間の伸びで、それぞれ3pips程度を狙うしかありません。
市場予想(前回結果)
・年換算件数531万件(534万件)
・前月比△0.7%(0%)
過去反応平均跳幅/値幅pips(2018年平均pipsp)
・直前10-1分足6/4(7/5)
・直後1分足5/3(3/1)
・直後11分足9/5(6/3)
過去反応方向及び取引方針
・指標発表直前は、直前1分足が陰線になりそうなときロングをオーダーし、利確/損切の目安を3pipsぐらいにするしかありません。
・追撃は、直後1分足と直後11分足の方向一致率が高く、指標発表から1分を過ぎてから発表直後の跳ねを超えがちなのだから、初期反応を確認したら早期追撃開始です。この追撃ポジションは、指標発表から1分を過ぎて3pipsも得たら、利確した方が良いでしょう。
以上
以下は10月20日に追記しています。
【事後検証】
指標結果はかなり悪い内容でした。年率換算件数は、2017年11月集計分が554万件でピークに下降基調となっています。今回結果は2016年3月集計分(定時発表値)に次いで最近の低い数値でした。やはり、住宅ローン金利上昇が原因でしょう。
指標発表後は40秒ぐらい陽線側に小さく動いたものの、その後は陰線側に暫く留まりました。事前方針通りに初期反応方向の陽線側に追撃していた場合、利確/損切はタイミング次第ということになります。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
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タグ:中古住宅販売件数
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