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2018年12月19日
良い言葉
無名有力 有名無力 安岡 正篤(まさひろ)
都市伝説が好きな俺が知った偉人
安岡 正篤(まさひろ)氏の事を調べた人が紹介していたブログがあった。
申し訳ないとは思ったが画像と文章を頂いてしまった。
すみません。
【意味】
人間は無力のように見えて非常に有力なことがあります。
有力に見えて無力なことがあります。
大体、人間は案外、成功すると無力になるものです。
有名になると無力になるものです。
かえって無名であることが、有力であることが多い。
私はたえず「有名無力、無名有力」ということを言う。
特に若い人によく言う。《出典:人間学講話 安岡正篤著》
【解説】
安岡正篤は、明治31年〜昭和58年を生きた人で、現在の東大に首席で入学したそうです。
卒業時出版した「王陽明研究」は、大きな反響を呼び、陽明学者・思想家として戦中・戦後
の日本の精神的指導者としての役割を果たしました。私達が知る玉音放送の刪修を頼まれた
程の人という人物でした。「有名無力、無名有力」の詞は、いろいろ捉え方があろうかと
思いますが、”有名なほど力を発揮出来ない” という意味です。平易には、有名な人ほど
忙しくなって修養する暇もないというわけですが、無名な人は、修養する暇も充分あって
力を養うことが出来るとなります。
「有名無力、無名有力」は、彼の生き方そのものであったような気が致します。
昭和2年に安岡正篤(まさひろ)が伯爵酒井忠正(ただまさ)の援助を得て設立した国家主義的
教化団体。陽明(ようめい)学をはじめ日本国体研究などを講じたが、院生のほか多くの軍
人、官僚、財界人が聴講。会員数も最盛時 には1万2000〜3000名にも達したと言いま
す。戦後になって日本人がどのように生きて行けばいいか戸惑う中に在って、それを指導
したのも総理大臣の吉田茂や岸信介、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳氏等が
師と仰いでいたことで判るような気がいたします。戦後日本の黒幕というレッテルばかり
ですが、私は、まったくの間違いだと思います。彼は、誠実に「有名無力、無名有力」を
実践し、私利私欲や有名人などは無縁な高潔な人で、日本の将来を真剣に考えていたと思い
ます。人との繋がりは、師弟関係が強いもので、GHQから戦犯に問われそうなとき、蒋介石
が彼を擁護して戦犯を免れたのも、心から尊敬していなければ出来るものではありません。
「有名無力、無名有力」の私の解釈は、無名は一般大衆であり、有名は総理大臣などの指導者
です。大衆の力が有るのは、選挙の投票数でも判るように、国体を左右します。
という解説だがうなずける。
人間関係、私生活、仕事に関しても通じる部分があると感じた。
俺も本もっと読んで、いろいろな事を知らないとな。
ということで昨日、図書館に行ってきたのでした。
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