大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

Platycerus属 国産種
(tkyk4 at 07/19 20:27)
[4/5ページ]
い。


Platycerus sue Imura,2007:492-496,figs.1-3
四国(石鎚山系) [mountainous region of Japan].

通称「タカネコルリクワガタ」。
P.sugitaiに似るが、胴体は幅広でやや短く、前胸前方はやや幅広で、上翅の皺は少なくて大きい。
肉眼でみた印象はぼってりた感じ。
主に交尾器の違いで分けられた印象で、聞いた話だとP.sugitaiと中間的な個体も得られているとか。
実際には確認してないので話半分程度で。


Platycerus sugitai Okuda et Fujita,1987:3-13
紀伊半島,四国,九州 [Mt.Tsurugisan(Minokoshi),Tokushima Pref.].

通称「ニセコルリクワガタ」。
和名のとおりにP.acuticollisに似るが、
体型は細く、前胸前方の幅は狭く、前胸後角はより尖り、前胸の光沢は強い。


Platycerus takakuwai Fujita,1987:3,5,7,figs.7-8,10
静岡,埼玉,東京,神奈川,山梨,長野,岐阜,愛知 [Mt. Manjirôdake,Shizuoka Pref.].

通称「トウカイコルリクワガタ」。P.acuticollisの亜種とされていた。
P.acuticollisに比べ、胴体は細長くてやや小さく、上翅の光沢は弱く、上翅の皺は細くて浅い。
旧分布でのP.a.akitaiの1部は本亜種に含まれる。


Platycerus takakuwai akitai Fujita,1987:3,5,7,figs.11-12
三重,富山,岐阜,石川,福井,滋賀,奈良,和歌山,大阪,京都,兵庫 [Chichigatani,Mie Pref.].

通称「キンキコルリクワガタ」。P.acuticollisの亜種とされていた。
小型で、胴体はやや小さく、上翅の皺は太くて深い。


Platycerus takakuwai namedai Fujita,1987:3,5-7
徳島,香川,愛媛 [Dosu-Tôge,Tokushima Pref.].

通称「ミナミコルリクワガタ」、新和名の「シコクコルリクワガタ」でもわかりやすいかも。P.acuticollisの亜種とされていた。
S
<<[4]前ページへ  [6]次ページへ>>

右斜め下コメント(0)
右斜め下トラックバック(0)

<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

0目次