大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Prosopocoilus属 その4(L〜P)
(tkyk4 at 04/09 21:59)
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は顎付け根の内歯の下側面に小さな内歯が出ず、頭部の突起が発達が弱くてやや前方に向いているように見えます。
ただ、サンプルが少なく、頭頂部の突起は特徴が出きってないだけかもしれず、歯形の変異のみで亜種にするわけにはいかないので、とりあえずは原名亜種に含めておきます。


Prosopocoilus laterotarsus maedaorum Nagai,2005:22,24,figs.19-21
Myanmar;Sagain,Chin Hills [NW.Sagain,northern Myanmar].

顎は長くて、顎付け根の内歯は大きくて、下側面の細かい内歯は数が多い。
頭部は大きく、前胸はやや幅広で、前胸後角はやや吐出する。


Prosopocoilus lumawigi (DeLisle,1977):491-195,figs.1(a-b),2 [Prosopocoelus lumawigi]
Philippines;Mindanao I. [Philippines,Mindanao,N.Cotobato,Mt.Apo].
=Prosopocoilus ebeninus (nec Albers) Benesh,1958:68 [MINDANAO : Mount McKinley (east slope)].
=Prosopocoelus micans De Lisle, 1977:495-496,fig.3 [N. Cotobato, I. Mindanao, Philippines].

ミンダナオ特産で、♂はOdontolabis属のような雰囲気。
複眼周辺・前胸側面側は荒い点刻に覆われ、頭楯は双山状、
前胸側面は大きく湾入し、前胸後角は鋭く突出する。


Prosopocoilus macclellandi (Hope,1842):83 [Lucanus macclellandi]
Assam,NE.India,N.Myanmar,中国(雲南省) [Kasya Hills,near the boundary of Assam].
=Cladognathus quadrinodosus Parry,1862:109 [-].

種名については原記載のHope,1842では「macclellandi、正確にはMacClellandi」と正しいスペルで表記されています。
P.jenkinsiiによく似るが、顎付け根は張り出し、顎先端付近にへら状の内歯を備える。
顎付け根の内歯は完全大歯では1本で、P.jenkinsiiと同じ位置に備わるが鈍角。
頭頂部の突起は後方寄り、
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