大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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Prosopocoilus属 その4(L〜P)
(tkyk4 at 04/09 21:59)
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C.-N.Sulawesi [Célèbes(Ménado)].
=Prosopocoelus lorquini f. fulva Maes, 1981:1,3 [Célèbes].

原名亜種に似るが、頭部・前胸は大きく、頭楯はやや横長で突出が弱く、上翅のU字状の紋は中央部の色がやや明るい。


Prosopocoilus lateralis mylleenae Nagai et Tsukamoto,2003:3-6,fig.8
Philippines;Catanduanes I.,Masbate I.,Negros I.,Panay I.,Sibuyan I.,Mindoro I. [mountain side near Presentacion,Catanduanes Province,Catanduanes Is.,Philippines]

ユツバラテラリスなどとも呼ばれたりもします。
Ssp.vittatusに似るが、胴体は大きく、上翅の紋はやや細長い楕円形。
頭楯は原名亜種に比べて中央部がやや突出する。


Prosopocoilus laterallis vittatus (Deyrolle,1865):28,fig.4 [Cladognathus vittatus]
Philippines;Mindanao I. [Philippines].

ミンダナオ産が本亜種とされますが、基準産地はフィリピンとしかありません。
もしかしたらSsp.mylleenaeと同亜種かもしれません。タイプ標本の確認が必要かと思われます。

頭楯は中央部が大きく突出し、前胸はやや小さめ、上翅の紋は長い楕円形。


Prosopocoilus laterotarsus (Houlbert,1915):21-23,figs.5-6 [Prosopocoelus laterotarsus]
E.India,Pakistan,N.Myanmar;Kachin,中国(チベット) [Assam].
=Prosopocoelus ipseni Lacroix,1987:12,14,fig. [Pakistan,Chandkira,Sylhet].

♀のみで記載され、近縁種とは前ケイ節先端部で見分けられる。
♂はP.jenkinsiiに似るが、顎は太く、顎先端部付近にへら状の内歯を備え、顎付け根の内歯は大きくて下側面に小さな内歯が出る。
頭頂部の突起は上方向に長く突出し、前胸前方はなで肩上で、側面は直線的で、後方の湾入は小さい。
胴体はやや細長い。

チベット産
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