大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

クシヒゲマダラクワガタの仲間 1
(tkyk4 at 09/11 18:17)
[3/6ページ]
abellatus Boileau,1905:176-177,fig.
Australia;Queensland [Cairns,Queensland].

持っている記載文がLeNaturalisteの復刻版で、
印刷がつぶれてしまっていて細かい特徴は読み取れません。
C.frenchiに似たような種類のようです。
見たことのあるそれっぽい種類を考察すると、
顎は短くて湾曲し、やや太い。頭部はやや小さく、頭頂部のふた瘤状の突起はあまり突出しない。
前胸の点刻は目立たず、艶消し。ケイ節はやや細い。


Ceratognathus foveolatus Broun,1880:253-254
New Zealand [mountainous region near Nelson].

C.alboguttatusに似るが区別は容易。
大きな円形の黄色い毛の束が並び、触角のラメラは長い。


Ceratognathus frenchi Blackburn,1897:29
Australia;Victoria [Victorian Mountains].

C.flabellatusに似るが、顎は直線的で長い。頭部はやや大きく、頭頂部の双瘤状の突起は強く突出する。
前胸の幅は狭くて側面はギザギザで点刻は荒い。
光沢はやや強め。


Ceratognathus froggatti Blackburn,1894:94-95
Australia;N.S.W. [N.S.Wales,Botany Bay].

訳してないので詳しいことはわかりませんが、C.nigerに似た種?
Taroni,1998に1頭図示されてますが、小さすぎて特徴は全くわかりません(笑)
ちなみに種名はfrogattiではなく、froggattiが記載文通りです。


Ceratognathus niger Westwood,1838:261,figs.
Tasmania [Terra Van Diemenii].
=Platycerus furcatus Castelnau, 1840:174 [Nouvelle-Hollande].
=Ceratognathus cornutus (nec Mac Leay) Thomson, 1862:403

記載文の絵と歯型の印象がやや異なります。
デフォルメされた絵ですが、前ケイ節の棘が多い他は実物に似た雰囲気です。
頭部は複眼上も
<<[4]前ページへ  [6]次ページへ>>

右斜め下コメント(0)
右斜め下トラックバック(0)

<<[*]前の記事へ  [#]次の記事へ>>

0目次