左：D.jucundus　H.Ikeda,1998より
右：D.parvulus Syntype Huang&Chen,2013より

Dorcus jucundus (DeLisle,1970):110-11,fig.17 [Metallactulus jucundus]
[Type Locality] Mt.Dibago, Nueva Viscaya Prov., I. Luzon, Philippines

分布記録はルソンとミンダナオですが、その他の島にも分布していると思われます。
赤みが強い体色で、大きな複眼縁が特徴的。
♂♀共に前胸の丈は短く、後方はえぐれる。


左：D.parvulus C.Sulawesi,palu
左中：D.parvulus Taliabu
中：D.mizunumai Holotype Fujita,2010より
右中：D.mizunumai S.Sulawesi,Mamasa
右：D.mizunumai Selayar I.

Dorcus mizunumai Fujita,2010:19,251,figs.739(1-3)
[Type Locality] Peleng Is.,Sulawesi reg.,Indonesia

基準産地はペレンですが、中央スラウェシ・南スラウェシ・スライヤル島からも得られます。
スラウェシではD.parvulus自体が採集量が少ないのですが、
上記の産地以外でも得られるかもしれません。
D.parvulusによく似ますが、顎中央に大きな内歯を備え、頭頂部の一対の突起を欠く。
ペレン産は符節が短いですが、そ