大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)
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Eubussea亜属のネブトクワガタ +α
(tkyk4 at 02/18 19:04)
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ラーク産はラベル間違いか、よく似た不明種なのかもしれません。
Aegus upoluensis Arrow,1927:60,fig.10
[Type Locality] Upolu I.:Apia; Lotopa
[sny] Alcims dilatatus (nec Fairmaire) Watrehouse,1875:163 [Samoa Is.].
ウポル島とサバイ島から得られ、ウポルの北部と南部・サバイでは変異が見られるようです。
A.dilatatusに非常によく似ていてはっきり言って区別がつきません。
A.dilatatusの実物か鮮明な写真でもなければ確実とは言えませんが、
A.upoluensisは上翅の筋の間に点刻が目立っているような印象です。
記載文では♂の内歯が鋭いとか、♀の上翅の筋がどうのこうの書かれてます。
左:A.barbatus 記載文の絵 Nagel,1928より
左中:A.barbatus F氏所蔵
中:A.woodfordi F氏所蔵
右中:A.bougainvillensis 記載文の絵 Nagel,1941より
右:A.bougainvillensis Fujita,2010より
Aegus barbatus Nagel,1928:258-260,fig.2
[Type Locality] Kieta,Bougainville(Solomonis insula)
ブーゲンビルから記載された種類で、A.woodfordiによく似ています。
記載文ではA.woodfordiとの比較はされていません。
ブーゲンビルではなくマライタから特徴がよく似た個体が得られています。
A.woodfordiと比較すると、顎先は先端方向に向いて鋭い。
内歯はやや鋭く、顎付け根の内歯は小さくて中央の内歯のすぐ下にです。
頭楯の幅は狭い。複眼下のふくらみは小さくて尖る。
胴体
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