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上左・上中:M.tarandus 記載文 Swederus,1787より
上右:M.regius 記載文 Möllenkamp,1896より
下左:M.tarandus Fujita,2010より
下右:M.regius Fujita,2010より
Mesotopus tarandus (Swederus,1787):186, fig.2 [Lucanus tarandus]
[Type Locality] Sierra Leon Africae
[sny] Mesotopus regius Möllenkamp,1896:360,fig.b [Guinea].
分布の問題などでM.regiusはシノニムとするのが一応は定説です。
ただ、M.regiusは顎が直線的で、体形は細く、前胸は丈長といった特徴が見られ、
飼育しても特徴は安定しています。
問題の分布について。
標本を確認した限りでは
M.tarandus (ガボン・コンゴ・ザイール・ウガンダ・ルワンダ)
M.regius (ギネア・シエラレオネ・カメルーン・ザイール)
その他にアイボリーコーストとスペイン領ギニア(カメルーンのすぐ南)の記録もありますが標本は未見。
アイボリーコーストはたぶんM.regiusでしょう。
スペイン領ギニアは分布の境目なので実物を見なければ判断できません。
M.tarandusの基準産地はシエラレオネですが、
古い記載でラベルが間違っている可能性もあるのでここでは置いておきます。
M.regiusのザイール産はBartolozzi & Werner, 2004に見られますが詳細産地は不明。
M.tarandusのザイール産はザイール中東部のKivuというラベルを見かけます。
あくまで仮定ですが、
M.regiusはギニア→シオラレオネ→アイボリーコースト→カメルーン→コ
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