中部の個体群は変異があるとは言われてますが、
軽微なのかあまりよくわかりません。
♀は複眼縁が双山状に角張り、小楯板は金色、体形はやや長い。
![2.jpg](https://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/_pages/conv_default/file/2-837ac.jpg?maxwidth=40%25)
左:A.moellenkampi 67.8o
中:A.moellenkampi 記載文 Fruhstorfer,1894より
右:Ssp.fruhstorferi 上:N.Borneo,Sabah 下:S.Kalimantan
Allotopus moellenkampi (Fruhstorfer,1894):299-300 [Prosopocoelus möllenkampi]
[Type Locality] Sumatra
スマトラとシベルートから得られます。
裏ギネスは70oあるそうですが、65o以上は稀。
Ssp.moseriと比較すると、頭部はやや小さく、前胸はやや幅広、体表はやや艶消し。
顎は体に対してやや小さ目。
♀の小楯板が黒いのはA.moellenkampiの特徴。
Allotopus moellenkampi fruhstorferi Nagel,1925:166 [Allotopus Fruhstorferi]
[Type Locality] Sarawak
ボルネオに分布する亜種。
高い山の少ないカリマンタンからはかなり得にくい。
かなり小型の亜種で裏ギネスは59.5o。
原名亜種と比較すると、体色はややくすんだ感じでより艶消し。
顎はやや短く、顎付け根は幅広な印象。
前胸は幅が狭く丈長。ケイ節はやや太い。
小型個体では頭部は小さ目。
♀は黒味が強い。
(C)F@N Communications, Inc.