.jousseliniiのタイプはどのようなものかわかりませんが、
C.jousselinii ＝ C.mniszechiiでC.schoenemanniが独立種なのかもしれません。
Chalumeau&Brochier,2007ではこの3種は同種としています。




左：C.schoenemanni　記載文　Kriesche,1917より
中：C.schoenemanni　Mizunuma&Nagai,1994より
右：C.schoenemanni　Lacroix,1978より

Chiasognathus schoenemanni Kriesche,1917:94
[Type Locality] Chile,Bäder von Longavi,Parral

Chalumeau&Brochier,2007：152のタイプの模写では今回C.jousseliniiとした種類がC.schoenemanniの特徴と一致します。
また、Paulsen&Smith,2010ではC.mniszechiiのシノニムとしています。

C.latreilleiに似ていてC.schoemanniと同定されていた個体は顎は若干短く、前胸は若干いかり肩状、前胸後方は尖らないなどの特徴が見られます。



















Paulsen&Smith,2010より

似た種類であっても交尾器はかなり違うようです。

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