左：C.impubis　記載文の絵　Parry,1870より
左中：C.impubis　Paulsen&Smith,2010より
右中：C.jousselinii　Paulsen&Smith,2010より
右：C.mniszechii　Paulsen&Smith,2010より

Chiasognathus impubis Parry,1870:68-69,fig.5
[Type Locality] Chili

赤みと光沢が強い種類。顎は細長く下方向に曲がる。
前ケイ節は長くて湾曲する。前胸の丈はやや長め。
Bomansodus亜属。


Chiasognathus jousselinii Reiche,1850:249
[Type Locality] Chili
[sny] Chiasognathus imberbis (Dohrn)Parry, 1864:6 [-]. [nomen nudum]

全身に粉をふいたような種類。
C.mniszechiiに似るが、顎は短くて内歯の発達が弱い、
前胸上部は左右に張り出す。
前ケイ節は短く、内側に棘はなし。
中・後ケイ節は太くてやや短い。

Chiasognathus mniszechii Thomson, 1862:406-407
[Type Locality] Chili
[sny] Chiasognathus latreillei (Solier)Lacroix, 1978:250, 252,fig.1b [-].

C.jousseliniiによく似ていてシノニムとされる場合もあるが、
顎は長く、前胸上部は左右に張り出さず、ケイ節は長い。
前ケイ節内側に棘を備える。


上記2種については、Paulsen&Smith,2010に準じました。
Chalumeau&Brochier,2007：152にC.mniszechiiとC.schoenemanniのタイプの模写があるのですが、
今回のC.jousseliniiとした種類がC.schoenemanniとなっています。
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