大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)
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ダールマン・ツヤと近縁種
(tkyk4 at 01/30 20:11)
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最大サイズは93oで近隣の亜種では一番大きくなる。
大歯はフィリピンのssp.tarandusに似た雰囲気になるが、
顎の付け根あたりでくの字に湾曲する。
複眼下の突起は小さく、前胸上方の突起は張り出さず角度も鈍角。
Odontolabis dalmanni tarandus Möllenkamp,1903:342-343 [Odontolabis tarandus]
[Type Locality] Philippinarum insularum esse.
[sny] Odontolabis intermedius van de Poll,1889:225-227 [Palawan,one of the Philippine Island]. [homonym]
O.intermedius van de PollはO. intermedius Deyrolle,1864(O.carunatusのシノニム)がすでに記載されてるので無効名。
紛らわしいので和名はインターメディア・ツヤのままでいいとは思いますが。
分布はパラワン島、ネグロス島、パナイ島、シブヤン島、セブ島。
ssp.subitaによく似ていて、かなり大型になり(最大107o)、顎は長く、
複眼縁はやや小さく、前胸上方の突起はやや突出する。
大型の同サイズなら雰囲気で区別はできますが、中〜小型だと見分けるのは少し難しいかもしれません。
もっとも、入荷ルートが異なるのでラベルが混ざってしまうことは まず無いとは思いますが。
Odontolabis dalmanni rudicae Nagai et Tsukamoto,2003:2-5,figs.5-6
[Type Locality] foot of Mt.Poosevelt,Oriental Mindanao Province,E.Mindoro Is.,Philippines
ミンドロ島から得られる。
頭頂部が凹むのが特徴的。小型では逆三角状に凹む。
顎は短く、複眼縁は大きめ。
一時期、インターアルケスと呼ばれていたように、
O.alcesとO.d.tarandusの中間みたいな雰囲気に見えます。
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