曲する。
複眼縁はやや大きく、複眼下の突起はより前向きな傾向にある。
全体的に黒味が強い傾向にある。


Odontolabis dalmanni gracilis Kaup,1868:77 [Odontolabis gracilis]
[Type Locality] Insel Nias
[sny] Odontolabis bellicosus (nec Casternau) Parry,1870:57

ニアス島から得られる亜種です。
体色はやや赤みがある傾向が強いです。
原名亜種と比較すると、
顎はやや湾曲する、複眼縁は複眼すぐ上がくびれる、複眼下の突起はやや前向き、
前胸上方の突起はやや下方に向く、上翅の光沢は強いなど、違いが見られます。


Odontolabis dalmanni simeuluensis Mizunuma in Mizunuma et Nagai,1994:12-15,228,figs.29(a-c, e),176(10-11)
[Type Locality] Simeulue I.
[sny] Odontolabis gracilis (nec Kaup) Ritsema,1913:179

シムルエ島から得られ、もしかしたらバニャック島にも分布しているかもしれません。
体色はやや赤みがある傾向が強いです。
顎は湾曲が強く、複眼縁は大きめ、複眼下の突起は半月状であることが多いが変異の幅は広いみたい、
前胸上方の突起の発達は弱い。



左：ssp.subita
中：ssp.tarandus　Mizunuma&Nagai,1994より
右：ssp.rudicae

Odontolabis dalmanni subita Mizunuma in Mizunuma et Nagai,1994:14-15,228,figs.35(a-b),176(16-17)
[Type Locality] North Pagai I.

北パガイ・南パガイ・シベルートから得られる。