ホロタイプ Schenk,2011より
独立種として記載された種類ですが、
ニティドゥスの亜種くらいなものと思われます。
原名亜種とは複眼縁がより角ばること 前胸が後方に行くほどより幅広くなること
頭部・前胸の光沢が弱いことで区別できそうです。
前胸の形状は♀でも同様に違いが見られます。
Neolucanus sinicus pseudopacus Houlbert, 1914:254-257,figs.4-5 [Neolucanus pseudopacus]
[Type Locality] Kouy-Tchéou
[sny] Neolucanus intermedius Houlbert,1914:257-260 [Kouy-Tchéou].
上:広西産 Fujita,2010より
下:N.intermedius Houlbert,1914より
貴州から独立種で記載されましたが、
タイプ標本を見てもシニクスの亜種に当たると思われます。
多少の変異はあるようですが江西省・広西壮族自治区の個体群も含まれます。
インテルメディウスは数頭の♀で記載され、
うっすらとV字状の紋が見られますが
その他の特徴を見る限り シニクスの変異でしょう。
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N. sinicus pseudopacus (C)F@N Communications, Inc.