大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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チョウセン・サビクワガタの新成虫
(tkyk4 at 09/14 16:26)
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朝鮮から得られた比較的最近記載された種類で、
生き虫や標本での入手が難しい種類です。
朝鮮でのクワガタの採集は出回っている虫を見る感じだと、
灯火やルッキングで採集しているようなので
それが入荷しない原因だとは思います。

記載文で和名をチョウセン・サビクワガタとしています。
本種はカリヌラートゥス系のサビクワですが、
朝鮮からはベルティヌス系のテヌイヒルストゥス・サビ(D.tenuihirsutus Kim et Kim,2010)というものも発見されています。


生き虫飼育のジンクスで 「高い虫や貴重な虫ほど早く死ぬ」 と言うのがありますが、
本種も見事に当てはまってしまいました(^_^;)
産卵セットに♂♀ぶち込んでおいて、
3週間くらいして見てみたら ものの見事に♀が落ちてました。
材割幼虫を羽化させて個体で 古い個体ではなかったのに・・・
マット内に卵は見当たらないし 産卵木も齧った形跡もなくてあきらめていたのですが、
産卵セットを3か月くらいほったらかしていたら 底に3令幼虫が見えたので割出してみたら、
なんとか累代できるくらいの数の幼虫が出てきました。
未練がましくセットを崩さなくてよかったです!
あきらめたら そこで試合終了ですね(笑)

ちなみに産卵セットはヤマトサビ使用で
微粒子の埋め込みマットに 柔らかめのコナラ木を埋め込む方法です。
突然死とかしなければ普通に産卵させられるのではないかと思います。

幼虫飼育は 安全性重視サイズ無視で1次発酵無添加マットで飼育したため
どんな餌があっているのかはよくわかりませんが、
まあ ヤマトサビやカリヌラートゥスと同じような感じでいいと思います。
羽化までの期間は産卵セットを組んだ時期から逆算して、
3〜4か月ってところだと思います。
温度は部屋にいる間しかクー
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