大図鑑に載ってないクワガタたち(主に)


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マサヒコ・ネブトとよく似た不明種?
(tkyk4 at 09/13 11:53)
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マサヒコ・ネブトはスラウェシの特産の小型種です。
ほとんどが中央スラウェシ州のパルのブルカリンドで得られ、
そこ以外の産地からは ほとんど得られません。
とはいっても ブルカリンドでもそこまで多くは得られませんが。

近縁種と比較するとかなり大型化する種類なのですが、
小型個体を見ると ジャワのプレアンガー・ネブトによく似ていて、
代置関係にあるのではないかと思います。


Aegus masahikoi Nagai,2000:6-9,fig.13
[Type Locality] Palolo,Palu,Sulawesi Tengah,Indonesia

右:ホロタイプ Fujita,2010より
左:最大個体 21o

得られる個体のほとんどが 18oに届くか届かないかのサイズで
19o以上は片手で数えられるくらいしか確認したことがありません。
17o以上になると大顎中央部に内歯が出る個体が見られます。
近縁種のプレアンガーとは 
サイズ(マサヒコ:14〜21o、プレアンガー:11〜16o)
光沢がやや弱い 大顎が太短い
複眼縁がやや大きく盛り上がる
頭楯の双山の間隔が広い
前胸側面が直線的・・・ などです。

[関連記事] Aegus preangerensis & Aegus pengalenganus


Aegus sp.(?)
[Distribution] S.Sulawesi,Mamasa,Bussu
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