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うなぎ高騰!

このところの大幅に値上がりしたうなぎは、遠い存在になりつつあると感じます。

夏が本番近くになって、うなぎが食べられないことになるのでは........
特に、今年は急激に値上がりしていて、卸売りの平均価格は、去年の同じ時期と比べて7割近くも高騰し、過去最高水準の高値となりました。

今や“高級食材”とも言える鰻、今後も食べられるのでしょうか。



牛丼チェーンのうな丼は、今週から販売し初め、うな丼を去年より100円値上げの650円と780円で販売していました。
あまりの仕入れ値の高騰で値上げせざるを得ないということです。

また、うなぎの専門店では、1杯1,200円だったうな丼を1,600円に値上げしたところ、ランチの時間帯の客がほとんど来なくなり、お客の数が去年の同じ時期と比べて7割も減少したとのことです。

一方、スーパーもウナギの売り上げが激減しました。
都内のスーパーでは、今年、かば焼きを去年の1,000円から1,500円に値上げしました。
その結果、うなぎを敬遠する客が増え、先月のうなぎの売り上げは、去年の同じ時期と比べて半分近くにまで減少しました。

なぜ、うなぎは、こんなにも高騰しているのでしょうか。

最大の要因は、うなぎの稚魚=「シラスウナギ」が激減しているためです。
ピーク時の昭和30年代には、全国で200トンを超えていたシラスウナギの漁獲量は、年々減少し、去年はわずか9.5トンまで激減しています。
これに伴って、シラスウナギの価格もまさに“うなぎ登り”で上昇。
平成18年に1kg当たり約26万円だった価格が、去年は3倍以上の87万円まで高騰しました。

シラスウナギの減少の理由ははっきりとは分かっていませんが、専門家は、エルニーニョ現象などによる海流の変化に加え、乱獲が原因ではないかとみています。
実は国内で消費されているうなぎの6割近くは、中国や台湾産です。
しかし、その多くが国産と同じ海域で育ったシラスウナギのため、中国や台湾産も減っているのです。


日本近海では、うなぎは卵を産む前に捕獲されてかば焼きになり、卵を産む親がますます減っていくという悪循環に陥っています。

水産庁や業界団体の間では、シラスウナギの漁獲量を制限するといった対策を検討する動きが出始めているとのことです。
消費者も、うなぎの消費量を少し抑えて、資源の回復を図ることが必要な時期にきていると思います。


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