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高浜原発事故想定による放射能汚染の拡散予想

京都府は23日、関西電力高浜原発(福井県高浜町)で事故が起きたことを想定した、放射性物質の拡散予測結果を公表した。

 文部科学省の放射性物質拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」を使い、同原発から漏れ出した大量の放射性物質が、風に乗って広がる様子を描き出した。

 拡散予測は、原発事故の対策を重点的に進める必要がある「緊急防護措置準備区域(UPZ)」が原発から30キロ圏に拡大され、これを基に防災計画の立案が必要になることから行った。

 東京電力福島第一原発事故と同等量のヨウ素とセシウムが漏出したと仮定。1〜6月、9、12月の8か月間から1日ずつ選び、過去に観測した各日の風向きなどから放射性物質を含んだ雲が流れる方向を、高浜原発1号機を中心に東西南北90キロの範囲で予測した。

 その結果、府域一帯に放射性物質が流れ込む最悪のケースは、大気が不安定になり、加えて北からの風が強く吹く3月と判明。子供の甲状腺にたまった場合に異常を起こす恐れのあるヨウ素を濃く含む雲は、綾部市、南丹市、右京区、亀岡市の上空を帯状に通過、幅の最大は10キロ近くに達した。

 この帯状のエリアでは30キロ圏外の南丹市、右京区、亀岡市でも、放射線量が屋内退避が必要になる50ミリ・シーベルトを超える計算になった。この放射線量だと、府の基準では、甲状腺へのヨウ素の蓄積を防ぐため安定ヨウ素剤の服用が必要になる。
(2012年3月24日10時19分 読売新聞)




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