2020年09月09日
銀英伝 Neue版『さらば、遠き日』
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やまのです。
昨日、銀英伝 Neue版『さらば、遠き日』の回を初めて見ました(NHKの録画)。
はい。
キルヒアイスが亡くなる回です。
原作でこのシーンを読んだ時、あまりのショックに涙が止まらず、なかなか先を読むことができませんでした。
旧作のアニメでは、ラインハルト役の堀川さんとキルヒアイス役の広中さんのお芝居が素晴らしく、作画崩壊の中でも涙が止まりませんでした。
そしてNeue版。
さすがに画は美しく、ラインハルト役の宮野さんの演技が素晴らしかった
個人的にあまり宮野真守さんは好きではない(嫌いでもない)けど、さすがに上手い!
鳥肌立ちました。
だが、しかし
…初めて『泣けなかった』んです。
なんでだろう?
しばらく考えていたので記事を更新できませんでした
銀英伝のファンのひとりとして、じっくり考えてみました。
梅原さんバージョンのキルヒアイスも、ようやく聞き慣れてきていました。
なんていうか
『薄い』のです。
キルヒアイスの存在感が、です。
演出の問題なのでしょうか?
確かに銀英伝は『戦争モノ』であるので戦闘シーンはとても重要です。
Neue版はその辺はCGのおかげで、かなり迫力のあるものになっていると思います。
しかし、ただの『戦争モノ』というだけでなく、『人間模様』も重要なのです。
特にラインハルトとキルヒアイスはお互いの半分ずつを分けあっているような存在。
なのに、なんか『薄い』と感じるのですよ。
そんな感覚が決定的になったのは、ひとつ前の『黄金樹は倒れた』の回かな。
ヴェスターラントの件で、キルヒアイスがラインハルトに問いただし、説教(?)するシーン。
とても重要なシーンなのに、なんだか『淡々と』すすんでしまった感じ。
ラインハルトの
「お前はいったい、おれのなんだ?」
というセリフの後、Neue版のキルヒアイスはすぐに
「私は閣下の忠実な部下です。ローエングラム侯。」
と言ってしまうんです。
なんで『間』がないの?
ここは二人の関係に大きなヒビが入る、重要なとこ
キルヒアイスの口調も、それまでとは違って、本当にただの部下、というような口調になるのです。
比べてはいけないとわかっているけど、旧作のこのシーンでは、少しの『間』があるおかげで、聞こえないはずのヒビ割れる音が聞こえるようでした。
それと同じようなことが、キルヒアイスの亡くなるシーンでもおこったのですよ。
死にゆくキルヒアイスの心理描写がバッサリなかった。
キルヒアイスは死に対する恐怖はなかったけど、この先の人生をラインハルトと共に生きることができないことに恐怖を感じていたのに、まったく触れられてないのはなぜ?
そういうところが雑に扱われているから、キルヒアイスの存在感が薄いのかな?って思うのです。
もしかして梅原さんの芝居が『薄い』の?
私がキルヒアイス以外の梅原さんの芝居を知らないだけ?
あー、もう
ぶっちゃけ
『不完全燃焼』
です
長くなってすみませんでした。
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