2020年02月20日
『坂道のアポロン』ほぼイッキ見!
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やまのです。
『気になっていたけど見てない』シリーズ(笑)
今回は『坂道のアポロン』です。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E9%81%93%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%B3
この作品が実写の映画になったとき、佐世保や長崎市内などでロケをやっていたのは知ってました。
確か、出演者の乗った船(ボートだったかな?)が事故にあって、出演者も軽症を負ったりしたとか。
興味はあったものの、邦画にあまり関心がなかったせいか、すっかり忘れてて(笑)。
で、この前、レンタル店のアニメ作品の棚で偶然目にして
「アニメもあったんだ」
なんつって思わず全4巻借りてしまいまして…。
キャスト、良かったです
主人公の西見薫を木村良平さんっていうのはちょっとびっくりしたけど、さすがプロ
違和感なく、スッと耳に入ってきました。
千太郎役が細谷佳正さんっていうのがとても良かった〜
「わぉ佐世保弁しゃべってる〜」
しかも千太郎はガッチリ体型のタレ目男子
私の大好物じゃん
で、『腰が抜けた』のは淳兄役の諏訪部順一さん
…やっば…
めっちゃかっこいいー
特にトランペット吹いてる姿、それも、大学も辞めて身も心もボロボロになったあと、先輩と出版社を立ち上げるために上京する前、千太郎たちと最後のセッションをしている姿、マジ、ヤバかった
ってか、あの声で囁かれたら…
鼻血がでそうでした
まあ、最初は思春期真っ只中の高校生の恋愛物語かー。ちょっと残念…。
とか思ってたけど、なんの
ジャズが良いっ
もっと聴いていたいって思った〜
やっぱ楽器できる人っていいなぁ〜。
で、薫と千太郎の『相棒』っぷりがステキ
文化祭でアクシデントがあって、場を繋ぐためにピアノを弾き始めた薫に続いてドラムを叩き出す千太郎。
あれ、めっちゃ良かった鳥肌たった
あんな演奏されたら、そりぁ人気者になるよね。かっこ良すぎ(笑)
それと、病院の屋上で千太郎が薫に
「なんでおいは大切なもんば傷つけてしまうとやろか。おいは何のために生まれてきたとやろか。」
って言って、それを聞いた薫が泣き出して千太郎をギュっとして
「今までひとりでよく頑張ったな。泣いていいんだ。」
ってふたりで泣くシーンは私も号泣してしまいました
しかも、その後、千太郎は誰にも言わずに姿を消してしまって…。
めっちゃ切なかった〜。
まぁ、最終的には『ハピエン』で、教会で薫と千太郎がセッションしている姿に、また泣かされました
ふたりともすっかり大人な姿になってるのに、神父さまに怒られて走って逃げる姿は、あの高校の文化祭の時と同じ(笑)。
『キュン』ってなりました
若い時の私なら、淳兄みたいな人にコロッといってしまうだろうけど、すっかりおばさんになってしまった今は千太郎がいいなぁ。
小さい頃から辛い思いをして育って、少し気性荒い感じがあるけど、でも根っ子の部分はとても優しい。
『抱きしめてあげたい』って思ってしまう。
『母性本能をくすぐる系』に弱いのです
私のように、まだ見てないという方、ちょっと古き良き『昭和』のかおりも味わえ、ステキなジャズまで聴けるこの作品、ぜひご覧下さい
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