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2018年02月14日

ドンマイ!!

平昌オリンピック開幕式では聖火リレーの最終点火者として元フィギュアスケート選手のキム ヨナさんが登場、韓国では今も人気健在の彼女のパフォーマンスでおおいに盛り上がったようですが、そのキム ヨナさんに聖火を手渡すために女子アイスホッケーの韓国代表パク チョンア選手と北朝鮮代表のチョン スヒョン選手が一足早く合同で聖火台の120段の階段を登りました。
この場面はリハーサル無しのぶっつけ本番だったとのことで、キム ヨナさんも非常に緊張したと話しているそうです。終了後の記者会見で彼女は『(やり直しがきかない開会式で)ミスして問題になったらどうしよう、と。(ホッケーの二人とはあの場で)初めて会ったけれど、お互いが目を合わせると、自然と笑みが浮かび、考えていることが分かったと思う』と語りました。
パク チョンア選手とチョン スヒョン選手、二人の気持ちはどうだったのかわかりませんし、オリンピックでの政治宣伝かもしれないという意味で良かったのかどうかいろいろな意見がありますが、やはりなにか微笑ましい気持ちを抱かざるを得ない光景でした。
こうなったからには今回の合同チームなどをきっかけに国際関係もいい方向に行くといいなと切に思います。



そして2/10、いよいよ女子からアイスホッケー競技が開幕、日本はスウェーデンと、韓国・北朝鮮 南北合同チーム コリアもスイスとの初戦を、そしてそれぞれ対戦相手を入れ替えて第2戦を戦いました。
もう既に大々的に報道されているのでご存知の方が多いと思いますが、日本VSスウェーデンの試合は1−2でスマイルジャパンが惜敗、さらに2戦目スイス戦も優勢に試合を進めながら激しく攻め立てましたが、少ないチャンスをものにしたスイスの試合巧者ぶりの前に1−3で敗北、今大会の決勝トーナメント進出の道を断たれることとなりました。
一方のコリアはスイスに0−8で大敗、スウェーデンにも0−8で一蹴され、2戦連続の完封負けを喫してしまいました。



日本はSOG(Shot on Goal、ゴールの枠に飛んだシュートの数)でスウェーデン、スイスを上回りながら、わずかなミス、相手の神業的なファインプレー、に泣く結果となりました。
ついてなかったと片付けることもできる試合でしたが、このレベルになると最高度の緊張感の中で集中力が切れた方の負けになるという典型的な試合でもありました。
日本も直前までいい形の準備を行ってきて、対戦相手も昨年のヨーロッパでの遠征時よりも手強さを感じたと思いますが、スウェーデン、スイスともにこの五輪本番で2段ぐらいギアを上げてきた感じで、伝統的な強豪国の凄みを見せつけられた思いです。



コリアの方は残念ながら格の違いを見せつけられた形で、シュートはおろかパックをキープする時間も限られる状態でした。
北朝鮮から参加するメンバーの起用は開幕前の練習試合で試されたのとほぼ同じで、チョン スヒョン選手、ファン チュングム選手、リョ ソンヒ選手、キム ウンヒャン選手、らが韓国選手に混ざる形でセットを組みました。
韓国側はグリフィン選手がフルにシフトされていましたが、海外出身のパク キャロライン選手は出番が少なく、一部韓国メディアで報道されていた怪我の影響があったのかもしれません。
今回ははっきり言って体力的、技術的に通用していなかった選手も多く、今後の試合も苦戦は免れ得ない感じです。正直、勝ちに行くという観点ではよくないやり方ですが、戦える選手をパッケージにして1点を取りに行くぐらいでないと見せ場もないかもしれないですね。
私としてはパク チョンア選手の第1セットのフォワードにまだ勝負できているイ ギンジュ選手やランディ グリフィン選手、を加えて攻撃力に厚みを持たせないと誰かが一人で持ち込んでは潰されるという事態を打開できないかと感じました。
チョン スヒョン選手もスイス戦でいいシュートを放ってますが、彼女のシュート力は政治的な意義はあってもチームの機能としては今ひとつ繋がらないところがあるように思います。スウェーデン戦はベンチ入りメンバーからも外されていたようです。彼女の能力を考えると守備を固めて隙を狙うという役割でもいい仕事をするのではないかと感じます。キム ウンヒャン選手も面白いですが、監督はあまり韓国選手との息があってないと判断してるのかな、とも思います。

ディフェンスもパク ユンジュン選手がまだついていってる感じですが守るのがやっと、他の選手は自陣でも全くパックを支配できない感じでしんどいですが、パク キャロライン選手が計算できない状況ではもう頑張るしかない状況だと思います。



まだ全然終わってないですが、残念ながら現状は世界選手権トップディビジョンの各国とまともに渡り合える状況じゃないですね。日本にもけっこう大差で負けると思います。
しかしアイスホッケーが好きな一心で限界まで自分自身を追い込んでここまで登ってきた選手の皆さん、今回はいろいろな話題を集めて雑音も多い中、本当にカッコよく素晴らしいと思います。
最後まで、そしてオリンピック以後進化していくであろう姿も、応援していきたいと思います。



最後に一言、
初戦の大敗後、記者会見が開かれ共に聖火をリレーし、試合も出場したパク チョンア選手とチョン スヒョン選手が質疑応答に答えました。
映像とか見てませんし、詳しい雰囲気などもわからないのですが、
『今後も合同チームを続けるべきか』
『北朝鮮高官の応援があったことについてどう思うか』
などの質問があった模様です。
どこの国のメディアかもわかりませんが、おそらく韓国メディアでしょう。
スポーツに政治を持ち込むことに対して批判があるのは健全なことだと思いますが、そのような批判をしながら選手たちの気持ちに政治を持ち込むようなことをわざわざしなくてもいいんじゃないでしょうか?
選手たちにそういう直接責任のないことを問いただすのは本当にやめてほしいです。










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