病気には負けないぞ！もっこすおやぢアレックスの日常

オペ成功しました。
ご心配をおかけしました。今回のオペは、私の病気の根治治療ではありませんが、一番の
問題である、利き腕の震えを止めるというただ１点に絞ってのオペになります。しかし、
これがクリアにならなければ前に進むことは出来ませんでしたので、一か八かの賭けに出た
のは、言うまでもありません。FUSと言うオペですが、あまり聞き慣れない手術ですよね？

今日は、このオペについて詳細をお話ししようと思います。少々リアルな内容になるので、
気持ちをしっかり持って読んでくださいね。（脅し過ぎ？(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!

先ず、入院前に床屋さんに行って髪の毛をキレイに剃り上げる必要があります。これは、
位置決め用の金具の固定にかなり関わってきますので、大事なことのようです。ただし、
前日と当日のオペ直前にも剃りますので、髪の毛を残していなければ大丈夫ですけどね。
私の場合は、まだまだ若いので剃っている傍らから伸びてきていましたので、かなり苦戦を
強いられていたようです。そして、もう頭皮がヒリヒリするくらいまで剃り上げて、オペ
準備室へ行きました。そこで、先ず金具の固定場所に罰点をマジックで付けられ、その場所に
局部麻酔の注射を打たれるんですが、これがチョー痛いんです。場所的には左右の目の直ぐ上と
その反対側の後頭部になります。そして、そこに金具を固定するんですが、それがズレると
大変なことになるので、グイグイとボルトをねじ込んでいくんですよ。これがまた痛い！

それらを何とか乗り越えて、後はMＲＩに入ってしまえばＯＫと思っていたら、ここから、
またキツイ事が始まるんですよ。最初、水枕みたいなものを金具にかぶせていくんですが、
これも、水が漏れないようにしっかりと嵌めなければいけないので、揺さぶられてきついです。
そして、水を注入するんですがこれが冷たいので、常時氷を額に乗っけているような状態なん
ですよね。熱があるときなら気持ちがよくても、そうでなければ違和感は半端ないです。

そして、オペが開始されますが、超音波を照射するんですけどその間２０秒くらいは、激痛が
頭の中を走ります。それを繰り返した後で、効果を確認するためにらせん状の線と直線を引き
ながら、確認していきます。つまり、オペ中は寝れないんです。これは流石にきつかったです。

しかし、効果が自分でもわかるので我慢出来ました。何回か繰り返して最後は、ＭＲＩで撮影を
して終了となりました。

私のオペの日は、もう一人同じオペの方がいましたが、その方もやはりきつかったそうです。
しかし、あれだけ震えていた利き腕は全く震えなくなっていて、噓のようです。
本当なら、金曜日に入院して土曜日にオペで月曜日には退院できたんですが、若干話しづらいと
言う問題が出ていて、様子を見るために退院を伸ばしました。

結論から言いますが、この治療は、パーキンソン病にも効果があるとのことなので、若くして
手足が震える病気で苦しんでいる人は、ぜひ一度診察を受けてオペの対象なのかどうなのかを
確認した方が良いと思います。片方だけなら保険対象なので健康保険がききます。是非、試して
みて下さい。人生が変わりますよ。

と言う事で、今回は私の受けた手術の詳細をお知らせいたしました。

諦めないでください。医学は進歩しています。

ではまた。

アレックス