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2019年02月06日

RCHOP第4クール1日目

RCHOPの第4クール1日目が終わりました。

悪性リンパ腫の治療としてRCHOPという抗がん剤が標準治療です。1日目はRCHOPのRであるリツキサン(リツキシマブ)の静脈点滴投与です。このリツキサンは白血球のうちのB細胞のCD20にのみくっついて破壊する分子標的薬剤で、CHOP療法だけのときよりも治療成績が向上した新薬です。びまん性大細胞型B細胞リンパ腫はリツキサンが使えるので不幸中でも幸運と言えます。

リツキサンについて補足しておくと、マウスとのキメラ抗体で本来自然界にない遺伝子組み換えの薬剤になります。自然界にないものを人工的に作り出してそれを人体に血管から投与するので怖さはあります。また、実際に最初の1回目に体が拒否反応を示すインフュージョンリアクションが起こるのが普通だそうです。私の場合もインフュージョンリアクションとして全身に湿疹ができました。その時は一旦投薬を中断して、生理食塩水とステロイドを点滴して改善されました。2回目以降はこういったインフュージョンリアクションは出ていません。人間の慣れ・免疫というのはすごいものがありますね。

RCHOPは明日も続いて明日は、CHOP療法になります。オンコビン、アドリアシン、エンドキサンを点滴で静脈投与します。それと並行して明日からプレドニン(いわゆるステロイド)を1日20錠服用するのを5日間継続します。プレドニンだけが経口薬、口から飲む飲み薬というわけです。

それで、このRCHOPは3週間で1クールになって、これを8クールすることになっています。RCHOP14とRCHOP21があって14の方は14日を1クールとするようでこちらの方が治療成績は良いと本で読んだことはありますが、私の通院している病院では21日、3週間を1クールとしてそれを繰り返す方の治療を採用しているようです。ステロイドを1日20錠5日間飲んでいる期間が終わると残りの21-5の16日間は休みということになります。この16日間で副作用が出たり、感染症にかかったりしないように注意する必要があります。

あとは副作用として、抗がん剤は悪い細胞もよい細胞も殺してしまうので、抗がん剤投与から2週間後あたりをピークに白血球・赤血球・血小板の数が下がります。これを骨髄抑制と言います。この骨髄抑制を押さえるべく、また予防するべく、白血球を増やす皮下注射を打ちます。外来の場合は1回だけ打って骨髄抑制を予防する皮下注射ジーラスタをRCHOPの終わった後数日後に打つことで骨髄抑制を抑えます。

その他、感染症予防としてうがい薬もあって、ハリゾンとネオヨジンガーグルの2つを使用します。ハリゾンの方は精製水と合わせてうがい薬を作って、口をゆすいでから飲み込みます。そうすることによって食道の滅菌になるそうです。今のところ目立った感染症にはなっていないので助かっています。

今日はRCHOPのRのリツキサン投与が終わって明日に備えます。

そういえば、点滴中はDVDを持ち込んで見てもOKで、『シークレット』を見ていました。いわゆる引き寄せの法則を映像にしたものです。欲しいものを明確にして求めて信じて受け取る、という法則のことです。同じ内容で本とCDもあります。

THE SECRET [DVD]





読んでいただきありがとうございました。

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思いもかけず悪性リンパ腫と告げられてそのままRCHOP8クール終えました。そして、2019年6月に寛解。 https://twitter.com/kshio7
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