2011年09月13日
30日で英語耳に!「リスニングパワー」(作者 スコット・ペリー)※新聞記者がやくざまがいの発言!
記者はなぜそんなに偉いのか 大臣辞任会見「ヤクザ質問」の一部始終
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鉢呂吉雄経産相が不適切な発言で辞任に追い込まれた問題で、辞任会見での記者の態度が批判を浴びている。
会見では、辞任の理由となった発言の内容について説明する声が相次ぎ、中には「説明しろって言ってんだよ!」と、ヤクザまがいの言葉遣いをする記者も出た。
会見場での記者の傲慢な言葉遣いは、今までもたびたび批判されており、問題が繰り返された形だ。
鉢呂氏は、福島第1原子力発電所周辺の自治体を「死の街」と表現したことと、原発視察後、記者に防災服をなすりつけるしぐさをしたことが問題視された。
■「説明しろって言ってんだよ!」
後者については、非公式な(いわゆる「オフレコ」)懇談の場での出来事だったこともあって、具体的にどのような発言をしたかは明らかではない。
実際、各社の記事でも、
「放射能をうつしてやる」(共同)
「放射能をつけちゃうぞ」(朝日)
「放射能をつけたぞ」(毎日)
「ほら、放射能」(読売)
「放射能をつけてやろうか」(日経)
と、表現がばらついている。このため、2011年9月10日夜に開かれた会見では、発言の具体的な内容を確認する質問が相次いだ。
批判を浴びることになる記者の質問は、この中で出た。
幹事社の共同通信が質問を終えた直後に、
男性記者が突然、
「すいません、あの、一連の発言と仰いますけども、
具体的に何を発言してお辞めになられるのか、具体的に仰っていただかないと、なぜお辞めになるのかわかりません」
と質問。
記者会見で質問するときは、社名と自分の名前を名乗るのが通例だが、この記者はそれをしなかった。
鉢呂氏が、原因について(1)「死の街」という表現をした(2)記者との非公式懇談の場で「不信を抱かせるような言動があったというふうに捉えられた」、などと説明すると、
記者は、
「具体的にどう仰ったんですか。あなたね、国務大臣をお辞めになられるんだから、その理由ぐらいきちんと説明しなさい」
と命令口調に。
鉢呂氏が「非公式の記者の皆さんとの懇談ということもあって、そのひとつひとつに定かな記憶というものもありませんので」と釈明すると、
記者は鉢呂氏の発言をさえぎって
「定かな記憶がないのに辞めるんですか。定かな事だから辞めるんでしょう。きちんと説明ぐらいしなさい!最後ぐらい」
と声を荒げた。
鉢呂氏が「私は国民の皆さん、福島県の皆さんに不信の念を抱かせた。こういうふうに考えて…」と続けると、
記者は、
「何を言って不信の念を抱かせたか説明しろって言ってんだよ!」
「何を言ったからだってだってんだよ!」
と怒鳴った。
■「そんなヤクザ言葉、あなた、やめなさいよ」
大臣の会見で、このような口調で質問をする記者は珍しく、別の記者が、
「そんなヤクザ言葉、あなた、やめなさいよ。記者でしょう。敬意を持って質問してくださいよ!」
「恥ずかしいよ、君はどこの記者だ!」
と怒鳴る場面もあった。
だが、不祥事に関する記者会見では、たびたび記者の態度が問題にされている。
例えば、2011年3月14日に東京電力が開いた会見では、計画停電の対象エリアや、停電が始まる時間についての情報が二転三転。
さらに、当初発表されていたエリア以外にも、誤って停電させていたエリアがあることが明らかになり、
記者からは、
「計画停電ですらないじゃないか」
「どうせ、まだ(間違って停電させたところが)あるんでしょ!」
と怒号が飛んだ。
05年には、JR西日本の福知山線事故をめぐり、大手新聞社の記者が、同社幹部を
「そんなことないやろ、人が死んでんねんで!」
「あんたら、もうエエわ。はよ呼んで。そこから先は(社長に)聞くから。はよ呼んでよっ!」
「あんたら、みんなクビや!」
などと罵倒。
週刊新潮が「『記者会見で罵声』を浴びせた『ヒゲの傲慢記者』の社名」という記事を掲載し、記者の態度を批判したこともある。
やっぱりこういうのはいけませんね。
大人同士、それも国を率いる立場の人たちですからねえ。
紳士的に
怒りがあるなら
言論でそれを表わしてほしいですね。
それだけの能力があるからそういう立場に居るのでしょうから。。。
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