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2015年06月02日
梅雨時期の体調不良にサヨナラ!?
関東は梅雨入り間近。。
梅雨はなんだかジメジメ〜っと気分まで滅入ってしまいますよね?
体調を崩しやすい人と、そうでない人の差とは?
梅雨を乗り切るために。。
梅雨の養生法やオススメの食材をなんとなく紹介してみますね(笑)
まず、なぜ梅雨時期は体調が優れない感じがするのか?
一説では、
梅雨の時期に起こるトラブルは「湿邪(しつじゃ)」のせいだといわれています。
湿邪とは、
余分な水分が引き起こす様々なトラブルのことで、
大きく2つの要因に分かれます。
要因@ 環境や気候などの外的要因
ジメジメとした湿地に住んでいるなど、
日本なら高温多湿の梅雨の時期がそれにあたりますね。。
要因A 体質や飲食の不摂生などの内的要因
もともと水分をためやすい体質だったり、
冷たいものや生もの、甘い物などの食べ過ぎにより起こります。。
これらの要因が重なり合うと身体の倦怠感や下痢、食欲不振などを引き起こします。
現に北海道のように梅雨のない場所で、
飲食の不摂生などをしなければ、
湿邪の影響を受けにくいということがわかっています。
ではこの時期に決まって体調が悪くなる人はどうすれば良いのか?
オススメの食材ってあるのでしょうか?
そこで梅雨対策の養生法をご紹介!(ナントナクネ)
環境や気候などの外的要因には?
湿気は汗腺を覆い、汗を出にくくすることがあるようです。
軽い運動で汗を流すのも良し!
食材なら湿をとり、発散作用のある「しょうが」、「ネギ」、「花椒(さんしょう)」などがオススメ♪
香り成分のある「シソ」、「らっきょう」、「ゆず」、「みかんの皮」なども、
気のめぐりを良くする作用があり、食欲を増進させてくれますよ!
体質や飲食の不摂生などの内的要因には?
水分代謝の悪い人は湿を溜め込みやすく、
この時期になると頭痛や吐き気、食欲不振が現れる傾向にあります。
そこでオススメなのが「お米」、「長芋」、「かぼちゃ」、「ナツメ」などの胃腸の機能を補うもの♪
また、利尿作用のある「小豆」、「大豆」、「そら豆」、「ハトムギ」、「トウモロコシ」、
魚なら「スズキ」や「どじょう」などが良さそうですよ!
飲食の不摂生では、
特に冷たいものや生もの、甘い物などが好きな人は「寒湿(かんしつ)」といって、
手足の冷えや下痢、お腹の痛みなどを引き起こしやすい傾向にあります。
身体を温める「しょうが」、「ネギ」、「唐辛子」、「シナモン」、「にんにく」、「ニラ」、「海老」など、
上手に食卓に取り入れると良いかもしれません。。
逆に、体内に熱をもっていたり、
脂っこいものや香辛料が好きな人は「湿熱(しつねつ)」といって、
ネバネバの便やニキビ、ノドの渇きや口臭などの症状が出やすい傾向にあります。。
「冬瓜」、「苦瓜」、「トマト」、「きゅうり」、「大根」、「昆布」などを摂るようにして、
お酒やお肉中心の食事にならないような注意が必要です。
この時期限定というわけではありませんが、
日頃から胃腸の機能を補う食材を意識したうえで、
それぞれにあった食事をとり、
元気に梅雨を乗り切っていきたいものですね!