抜かない歯列矯正日記

先日の調整日で先生に
「このゴムかけ、正面過ぎてすんごく邪魔なんですけど、どのくらいの期間つけるんですか」
なんて聞いたら、
「最初から最後まで基本的にずーっとだよ。そりゃそうでしょー歯を後ろに送りたいって話なんだから。」
とバッサリ。萎えるなぁ。
↑ゴム掛けはこんな感じ

↑少し口を開けただけでガッツリ見えちゃう！

「矯正期間２年かかったとして、その仕上がりは5年前の２年間よりも良くなっている。５年前ではできなかった。」と言うので、
それは技術が発達したということですか？
と聞いたら、
「それも装置や道具が新しくなっているということは否定はしないけど、そう言う意味ではない。」

技術ではなくてスキルが発達したということですか？
「そうだねー。技術の発達と言っちゃうと、技術の発達を待っていて何もしなかったという怠慢だと受け取られるのは困る。そうではなくて、わかるかな〜
作曲家はなぜ曲を作り続けるのか？
と聞かれたら、『完成していないから。ベストがないから。』と答えるでしょう。
それと一緒で、いつまでも治療方法に改良の余地があると思っているんだよ。
それで、毎年ベターな治療ができるように考えているというわけだ。」
と熱く語っていました。

私の先生はこんな先生です。



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