夕陽は待たない
打ち合わせしない
人が先に扉を開け閉める
何よりも速く何よりも遅く
帰る場所向かう場所
夕陽は沈む
あとは好きにする
窓辺の明かりにあくびをする
I don't wait for the sunset. I will not make arrangements. Human first opens the door and closes the door. Anything faster than anything else. The place to return after all. A place to head for after all. The setting sun sets. I will like the rest. Yawn on the light of the window
2019年02月14日
ダイナミックコンテスト
大根を食べる
人参を食べる
レタスを食べる
全部角切りの
きゅうりを忘れる
ミックスベジタブル
焼き肉を取り出して
みんな踊り始める
人参を食べる
レタスを食べる
全部角切りの
きゅうりを忘れる
ミックスベジタブル
焼き肉を取り出して
みんな踊り始める
古いタンス
古いタンスに古い着物をしまった
確実なことをしたい
そう言って侍はどこかへ行った
梅柄の思い出
確実なことをしたい
そう言って侍はどこかへ行った
梅柄の思い出
2019年02月13日
オイルリー
雨の中を走る車
車は急ぐためにある
風を受ける皮膚
医者は松
草木のアーチをくぐる
必ず助手席には大切な人が乗っているように
やわらかい雨の中を走っている
車は急ぐためにある
風を受ける皮膚
医者は松
草木のアーチをくぐる
必ず助手席には大切な人が乗っているように
やわらかい雨の中を走っている
ガラスを造る人
壊れたガラスを修復する人
それだけで1日満足
明日はレンガを建てる
遠くの富士山が見えるくらい積む
毎日
それだけで1日満足
明日はレンガを建てる
遠くの富士山が見えるくらい積む
毎日
ミントガム
ピクニックやピッキングの際
盗賊と衛兵
銀紙を丸めて捨てる
四角いドアノブ
どちらかが引き返す
爽やかな思い出に釣られて
盗賊と衛兵
銀紙を丸めて捨てる
四角いドアノブ
どちらかが引き返す
爽やかな思い出に釣られて
歌の無い時間
歌の無い時間に腹は満たされ
腹減っているときに歌う
もう諦めて叫ぶ
口笛が妙に心地好く
腹減っているときに歌う
もう諦めて叫ぶ
口笛が妙に心地好く
Lite
液晶ばかり見つめていると光を忘れる
水を飲みわすれ
大事なことを忘れ
途方に暮れる
向こうで眠っている
生きているだけで光り輝く天下泰平な男
水を飲みわすれ
大事なことを忘れ
途方に暮れる
向こうで眠っている
生きているだけで光り輝く天下泰平な男
2019年02月11日
杭を打つ少年
この広い世界に杭を打つ少年は
小さな木の板に思いをぶつける
スランプグラフみたいなギザギザをはねのけ
もう戻ることのできない縦や横に伸びる木の繊維のど真ん中に杭をぶちこむ
割れても知らない
割ったのは私だけど
大工みたいに次々と家を建てて
昔見た面白かったテレビ番組をもう一度見る
小さな木の板に思いをぶつける
スランプグラフみたいなギザギザをはねのけ
もう戻ることのできない縦や横に伸びる木の繊維のど真ん中に杭をぶちこむ
割れても知らない
割ったのは私だけど
大工みたいに次々と家を建てて
昔見た面白かったテレビ番組をもう一度見る
節約家
かなり質素に見えるが貯水炉があって
雨水をろ過させ節約している
虫なども唐揚げにして食べているし
焼き鳥はそこら辺に飛んでる鳥を焼き酒を飲む
グルン!グルン!グルン!と機械が回っている
すごく丁重な姿勢で絵になることを拒む
12時間後などにセットしといた炊飯器などが炊き終わる
雨水をろ過させ節約している
虫なども唐揚げにして食べているし
焼き鳥はそこら辺に飛んでる鳥を焼き酒を飲む
グルン!グルン!グルン!と機械が回っている
すごく丁重な姿勢で絵になることを拒む
12時間後などにセットしといた炊飯器などが炊き終わる