詩 (49): 曲絵詩

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2019年10月25日

大乱闘スクランブルブラザーズ！

韓国とNHKとトランプと北朝鮮が同時に乱闘している
日本ではお台場のガンダムに搭乗しようとしているやつがいる
結局によると全てもみくちゃにされ何一つとして真実がない
情報局のオペレーターは全員ハイジャックされ
ピンジャックは全て塞がれ
阿弥陀のモールス信号が送られる
足早な異動　戦場を颯爽と駆け抜ける兵士
なつかしの教材を開く
日本をステージにして世界中の人々が暴れまわる
仲介人は日本人
地震がよく起きる
日本列島は実は移動式の島になっていて
全世界の人々の機嫌をとる
世界各地を巡る旅をしている

posted by 柊太郎 at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年10月24日

間

間には誰かいるのか
もしいるとしてもあなたを助けてくれるか
人間一人の力なんてたかが知れてる
だからみんな間に入る
よくわからない宗教みたいに
傷つけ合うのを辞める
その代わり宗教から抜け出せなくなった
不安になったら助けてくれるか
助けてはくれなくとも
あいつらは大体同じことを言う
自分でなんとかしろ

posted by 柊太郎 at 01:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

朝の焼そば

どこか落としどころをつけないと
祭りの夜店の焼そば屋を営むはめになる
なぜか腹八分でやめる
残りは誰かにあげる
麺は無限に増える
朝早くから安い麺で紙幣を手に入れる
熱を帯びた黒い炭があさぎ色の宙を舞い
開店準備のする店主
一応踊りを覚えて帰る
近道　夜から朝へ向かうように
三日月型の三円玉や三千円札を集めている

posted by 柊太郎 at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年10月21日

ガガッガッガッガ

何もかも放り
全て終わらす
そういう手段はもう通用しない
新しい侵略者は銀のスーツの蒼生特殊部隊
言い訳すらさせてもらえない
言い訳するとUFOが降りてきて
でかいBGMを流してくる

posted by 柊太郎 at 02:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

常に暗い部屋

常に暗い部屋にしか平等な幸運は来ない
常に素晴らしいことを考え障っている
それはきっと粋すぎで明るすぎる
できれば触れない考えない方が良いが
容赦なく照り付ける光りはカーテンやブラインド等では遮るのは難しい
部屋を変えることにした引越
少し前より位は下がり暗い部屋にシフトチェンジする
この世界は常に平等にチャンスがある
少しずつ理想の世界に近づいている
いきなり光が射し込むけれど
それは常に暗い世界の秩序を乱す

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posted by 柊太郎 at 00:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年10月20日

羽衣

悪魔の仮面を被った天使がいる
全てを抱擁し全てを咎める
天使の羽衣を纏った悪魔がいる
時は止まったままで
冷酷なまでに孤独にする
ただひたすら辞典を読み漁る
夏のイルカのよう

posted by 柊太郎 at 00:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年10月19日

願望

幸せすぎて気づかない人
気づきすぎて気づかない人
滑稽で無礼な人
ふと面接日に大切なことに気づく人
このまま大切なことに気づかず終わる
幸せな人ほど幸せなまま終わる

posted by 柊太郎 at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年10月16日

腹を出しながら仰向けでエスカレーターの上で寝てる
そのまま天井に腹をぶつけて目が覚める
駅前の商店街のチェーン店
夢の中でもしっかりとした金銭感覚で
小銭を置いていく鼠
雨降りの前夜の水溜まりはバックストリートの樽の側
ようやく捕まえて
ようやく逃げられた
一文無しだと思えば少し得をした記文
財布の中を覗けばねずみ色
また雨が降れば
しっとりとしたケーキを戴く

posted by 柊太郎 at 12:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年10月15日

春風の吹く国

水道管のパイプに生えている苔は
いずれ芽を出し陽を食べる
まるでそれは季節風と共にやってくる怪鳥
小学生がリコーダーやフルートを吹けるようになった頃
パイプオルガンと緑色の音色を運んでくる

タグ：春風

posted by 柊太郎 at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

2019年10月13日

無償

誰かのおかげで今ここに居れる
肉体や精神はおぼつかないまま
知恵を絞るが搾取される
欲望が有る限りここから消えることができない
無償の果樹園
広大な楽園
知恵の実は栄えない
天国にビルなど建たないように
それが当たり前だとされている

posted by 柊太郎 at 00:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 詩

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