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ハンモック(絵のない絵本1)

ボクはハンモック。

ボクのしごとは、なかよしのかなちゃんのそばにいることなんだ。

かなちゃんのパパとママがけっこんしたとき
おうちのおにわの木にボクをつくったんだ。

それから4ねんごに、かなちゃんがうまれたんだ。

だからボクはかなちゃんより4才としうえなんです。

それから、ずーっとボクとかなちゃんはいっしょにいます。

かなちゃんがあかちゃんのときも、ようちえんにかよいはじめたときも
ずーっとずーっとかなちゃんが大きくなるのをみまもっていたんだ。

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ボクに、ふしぎなちからがあることにきがついたのは、
かなちゃんが、しょうがっこうにかよういはじめたときのことです。

いつものように、ボクのなかで かなちゃんがおひるねをしていたとき、
「ハンモックでお空をとびたいなあ。。。」かなちゃんがいいました。

ボクは、かなちゃんのねがいをかなえてあげられたら、どんなにうれしいだろう。
ボクは、かなちゃんのよろこぶかおが見たいきもちでいっぱいになりました。

かなちゃんをのせたまま「とべ!」とつよくねんじました。
すると、ふしぎなことに、木にむすばれていたひもがほどけて
ボクたちはちゅうにういていました。

そして、「もっとたかく!」とボクはねんじると、ぼくたちは
みるみる くもにちかづいていきました。

「わーすごい!」ぼくのなかで、かなちゃんはおおよろこびです。

それから、つぎの日も またつぎの日も、ボクたちはいろいろなところにたびをしました。
アジアやヨーロッパ、そしてアメリカにもいきました。

せかいじゅうのいろんな町やたてものを見たり、いろんな人とおはなしをしました。

あるとき はまべで やしの木につるされた ボクのなかで かなちゃんはウトウトときもちよさそうに
ねむっていました。

目をさましたかなちゃんは、ボクにはなしかけてくれました。
「いつもわたしを いろんなところにつれていってくれてありがとう。
いつもわたしをお日さまのあたるところにおいてくれて ありがとう。」

ボクはこたえることができないけれど、うれしくてなりませんでした。
ボクはこころのなかでこたえました。
「これからもずーっと かなちゃんのそばにいるよ!」

<「絵のないえほん2」に続く。。。>





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