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駅や空港で除雪対策…スコップや融雪剤も売れる
2018年01月22日 13時04分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180122-OYT1T50036.html

融雪剤やスコップなどが店頭に並べられたホームセンター（２２日午前１１時１０分、東京・中野区の島忠ホームズ中野本店で）
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180122/20180122-OYT1I50015-L.jpg

関東地方で積雪の恐れがあるとの気象情報を受け、東京都内では２２日、交通機関が対策に追われ、除雪用品を販売する店は混雑した。

首都圏の鉄道事業者は、運行情報をこまめに確認するよう駅の構内放送やホームページで呼びかけている。ＪＲ東京駅構内では「降雪が見込まれ、遅れや運休が生じる可能性があります」などとアナウンスが流れた。友人と待ち合わせをしていた東京都足立区、アルバイトの男性（６９）は「夕方まで一緒にいようと思ったが、雪のことを考えて昼過ぎには解散することにした」と話していた。

ＪＲ東日本東京支社は、都内の在来線の駅に対し、ポイントの点検や駅構内の除雪の徹底を求めた。午後０時半現在、首都圏で大きな輸送障害は起きていないという。

羽田空港では大雪に備え、除雪車１８台と作業員らが同日午後２時以降、いつでも作業に取りかかれるように担当者に指示を出した。状況によって滑走路の除雪を行う。国土交通省によると、同空港滑走路の除雪は数年間行われていないという。

ホームセンターの島忠ホームズ中野本店（東京都中野区）では、普段より多めに除雪用品を店頭に出した。２２日は朝からスコップや融雪剤を買い求める客がひっきりなしに訪れているという。