2018年01月20日
「朝鮮人強制連行」初めて明らかにした史学者のシンポジウム開催
日本社会に朝鮮人強制動員の事実を初めて明らかにした史学者に光を当てるシンポジウムが日本で開かれる。
東京にある在日韓人歴史資料館は先ごろ、2月10日に日帝強占期の朝鮮人強制動員被害の事実を日本社会に初めて明らかにした在日史学者の故・朴慶植(パク・キョンシク)氏(1922〜1998)に光を当てるシンポジウムを開催すると明らかにした。
朴氏は『朝鮮人強制連行の記録』(1965年)を出版し、1938年以降、軍の兵力や軍務員・従軍慰安婦などで朝鮮人を強制動員した事実を紹介して日本歴史学界に一石を投じた。その後は他の学者が幅広い研究で朴氏の後に続き、1990年代に日本の教科書に強制動員の歴史が掲載されることになった。
シンポジウムでは「朴慶植先生の在日朝鮮人運動史研究の意義」「韓国における朴慶植研究の影響、在日朝鮮人史研究の動向」などの発表が行われる予定だ。
資料館はシンポジウムが開かれる2月10日から5月26日まで、朴慶植没後20年を記念して「ぷらすまいなす±私の青春」と題した回顧展を開き、朴氏の遺品や写真、書籍などを展示する予定だ。
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