2018年01月11日
中国、メコン川流域各国と首脳会議 インフラ整備で影響力拡大
中国と、タイ、カンボジアなどメコン川流域5カ国の首脳会議が10日、中国の李克強首相らが出席してカンボジアの首都プノンペンで開かれ、域内インフラの整備促進などをうたった行動計画を採択した。会議は中国が主導し、ベトナム、ラオス、ミャンマーの首脳らも参加した。
中国側にはインフラ整備などを通じて各国への影響力を拡大し、南シナ海問題などで自国の立場を有利にする思惑もあるとみられる。メコン川流域各国は中国が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の重要拠点の一つ。
採択された行動計画によると、各国は一帯一路や東南アジア諸国連合(ASEAN)による既存の開発計画と共存する形で新たな地域間協力を進めるとし、域内の鉄道、高速道路、港などの整備を推進するとしている。
会議では首脳らによる共同宣言も採択。メコン川流域の発展に向けた連結性の強化や、他国の内政に干渉しないという前提での防衛、安保協力の促進をうたっている。(共同)
世界を旅しながら月収1000万円稼ぐ女性起業家 七海 志歩
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