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2016年02月29日

テロメア

細胞の一生を計る時計
テロメアは、「命のろうそく」という怪奇っぽい別称もあります。
細胞の核にある遺伝子情報が記されたDNA(デオキシリボ核酸)という鎖の端っこに付いています。一つの細胞が分裂して二つの細胞になる際、DNAをまったく同じようにコピーするわけですが、端っこのテロメアだけはコピーの度に短くなっていきます。この現象はDNAをコピーするための酵素がテロメア部分には取り付くことができないからだと考えられています。
テロメアは分裂するごとに短くなりますが、ある長さになると細胞分裂して増殖するという活動を中止します。あたかも一種の「生物時計」のようです。テロメアが短くなることで染色体が不安定なまま分裂を続けると、発がんなど生体に危険をもたらすので、それを回避しようとして細胞分裂を停止させます。いわばひとつの生体防御メカニズムであり、テロメアの短縮はアポトーシス(細胞の自然死)機能とも考えられます。
これに対し、ガン細胞の場合は、テロメラーゼという酵素がテロメアを修復伸長再生してしまう現象が起こります。正常細胞では、テロメラーゼは働かないのですが、ガン細胞の多くはテロメラーゼの活性がみられます。そのため、ガン細胞はアポトーシスせず分裂増殖を継続してしまうのです。
テロメラーゼには、ヒトテロメラーゼRNA(HTER)やヒトテロメラーゼ逆転写酵素(HTERT)があります。ガン細胞内では、おもにヒトテロメラーゼ逆転写酵素(HTERT)によってテロメアの複製が行われると考えられています。
ガン遺伝子治療の中には、ガン特有のHTERTを利用してガン細胞の細胞周期を遮断する技術があります。







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