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2016年02月29日

ガン悪液質(癌性悪液質)

患者さんの体力・精神を消耗させる「悪液質(あくえきしつ)」とは?
「悪液質(あくえきしつ)」とは、ガンによる機能的障害が進行した病態を指します。ガン細胞からの分泌物質によって、慢性炎症、代謝異常、免疫異常、内分泌異常、脳神経異常などが生じます。これらの正常な生命活動をする機能が傷害されることで、体は衰弱し精神は消耗します。ガンが進行悪化して患者さんのQOL(生活の質)を低下させる体力的に非常に厳しい状態が「悪液質」です。
ガン患者さんが痩せて元気がなくなってくるのは、悪液質に向かっていることを示します。体重が減少するのは、《ガンの進行や抗ガン剤などのガン治療による慢性炎症》と《ガンによる栄養奪取》が考えられています。
慢性炎症は体内のどこかで常にボヤ程度の火事(癌研有明病院 比企先生談)が起こっている状態です。カゼのような軽度の病気でも、ノドやハナの炎症、発熱が続けば体力が消耗します。ガンの慢性炎症は内臓や組織でも発生する可能性があり、併せて食欲が不振になれば、ますます体力は低下します。ちょっとしたことで疲れやすくなり、気力も落ちます。
ガンによる栄養奪取は、ガンが筋肉を破壊しタン白質と糖を消費し自らのエネルギー源を補給する現象です。正常な組織のタン白質から窒素を代謝するため、患者さんはやせ衰え栄養欠損状態に陥ります。
患者さんの筋肉が減ることは、体力低下、QOL低下をもたらします。さらに抗ガン剤を分解解毒するための酵素の働きが弱まるので、副作用がひどくなることもあります。ガン患者さんの体重減少は、生存期間にも影響するという研究報告もあります。
悪液質状態を防ぐには、ガンの治療だけでなく、慢性炎症を抑制すること、筋肉減少を最小限にとどめる、などの措置が必要です。そのためには栄養素の補給(たとえば分子栄養療法)による病態の改善を、早い段階から行うことを専門医も指摘しています。
【重要!】
腸管粘膜を使わないでいると、粘膜がただれて腸内細菌や毒素が体内に侵入し炎症発生の誘因になります。(前出 比企先生談) 仮に栄養素補給を点滴だけで行い、口から飲食物を摂らずに腸管を働かせないと、慢性炎症の温床になってしまいます。
免疫面でも腸管には免疫機能が集中しています。(「腸管免疫」参照) また栄養素が体内で活性化するには正常な代謝をしなければなりません。腸管粘膜はその代謝の起点でもありますので、やはり「口から食べる飲む」という人間の基本的な栄養摂取が望まれます。ガンの進行や治療の副作用で食事が摂れなくなる状態は、患者さんの身体能力にとって危険であることが悪液質予防という面からも察せられます。








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