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2015年10月20日

お役立ち情報 J (健康)

ここのところ、健康に関する題材が多いですが、今回はそのなかでも、”冷え性”に関してです。

多少長文ですが、どうぞ。


冷え性でお悩みの人に「1分間血流アップ体操」のススメ

この時期、オフィスや自宅の冷房によって、体の冷えに悩む人も多い。

「病気になりたくなければ、血流を上げなさい」。

 これは『1分間血流アップ体操で超健康になる!』(アスコム刊)の著者の言葉である。血流がよいと病気を遠ざけることができるのは、血液が人間の体にある60兆個の細胞一つひとつに、酸素と栄養を届けるため。体の隅々にまで酸素と栄養が行き届き、細胞が元気になるというわけだ。ただ、血流は簡単に改善できるのか? そんな疑問がわいて来るが、麻酔科医である著者が開発した5種類の「1分間血流アップ体操」を行なえば、血流が改善されるという。

 1つの体操が1分以内で、全部やっても5分弱。全部やる必要はなく、やりやすいものを継続したり、日替わりで変えてもいい。仕事や家事の合間にもできる、気軽で簡単なものばかりだが、開発は、最新式のエコーによって血流のスピードと量を測定しながら実施。血流量がアップしたことが数値で確認できたほか、血流量も1.5倍向上したということから、効果は実証済みだ。

■血管、自律神経、筋肉ポンプを正常に働かせ、磔刑から救う

 5つの体操とは、

●肩をグッと上げて、ストンと落とす「肩スットン体操」
●指先までピーンと伸ばし、緩める「指先ピーン体操」
●足を伸ばして、足首を上下にクイクイ動かす「足先クイクイ体操」
●足をつま先、かかとの順でパタパタと移動させる「両足パタパタ体操」
●しゃがんで足首をつかみ、足を伸ばす「シャガノバ体操」

 のこと。それぞれの体操には、様々な症状を改善する特徴がある。例えば、「肩スットン体操」は肩や首のだるさ、「指先ピーン体操」は手先の冷え、「シャガノバ体操」は下半身のだるさ、といった症状を改善する効果があるという。

 また、「1分間血流アップ体操」と一緒に行なうとより効果を高めるものとして、次の小技も紹介する。それは、

●足を組んで、足の裏をトントンと叩く「足裏たたき」
●足をグー・チョキ・パーと動かす「足グーチョキパー」
●指の横と横を重ね合わせ、編むようにふんわり握る「両手ニギニギ」
●親指を開いて、閉じて、ぐるりと回す「手の親指体操」
●足の指でタオルを引き寄せる「足先でタオルくしゅくしゅ」

 の5つ。どれも簡単にできるものばかりで、「血流アップ体操」と組み合わせて行なっても時間は取らない。著者は血液の循環が滞ることを、緩やかな磔(はりつけ)刑と称し、「1分間血流アップ体操」はこの状態から体を救うために、血管、自律神経、筋肉ポンプを正常に働かせるという。

「『1分間血流アップ体操』は、この血管、自律神経、筋肉ポンプの3つのポイントに刺激を与え、血流を改善させるとても簡単な体操です。医師として、この体操を開発するときに心がけたのは、誰もがラクに楽しめることでした。ハードな筋トレでは、ケガの危険がつきまといます。(中略)やるからには楽しく、長く、習慣化できること。そこで、筋力の落ちた高齢者や運動不足の中高年の方でもすぐにできるよう、『座りながらできる体操』を中心に開発しました」(同著・第2章58-59ページより)

 効果はもちろんのこと、楽しく、長く、習慣化できることを目指したことがわかる。運動は継続できなければ意味がない。医師として健康な体づくりをサポートしたいという強いメッセージが伝わってくる。

■血流を改善する生活習慣や食習慣

 また本書は、体操以外にも血流アップにつながる生活習慣や食事などについても言及している。単の体操のみを紹介するのではなく、普段の暮らし方を少し見直すことで血流は改善できる、ということを意味するもので、一読の価値がある。

 生活習慣では風呂掃除の際の姿勢など、日常生活の細かい動作をちょっと変更することで血流を阻害する要因を解消する技が紹介されている。家事などは窮屈で体に負担のかかる姿勢で行なうことが多々あるが、これは血流にとってはマイナスでしかないことがわかる。しかし、生活習慣で一番印象に残ったのは、スマートフォンを操作する際の姿勢。使用時の悪い姿勢が、血流には好ましくない。体に負担をかけない持ち方として、次のやり方をレクチャーする。

「まず、スマホを目線から一画面分下の高さに持ってきます。次に、左右のひじで肋骨を挟む(脇をしめる)感覚で、腕を固定。すると、重さを感じず、腰のスッと伸びた座り方でスマホを操作することができます」(同著・第4章124ページより)

 座りながらスマホを使っていると、浅く腰掛け目線をグッと下に落とした状態で操作していることがあるだろう。これは肩にかかっている負担を分散させるために不自然に腕を動かしたことに伴うもの。いくら便利でも、使い方を間違えると健康、それも血流に良くないという意味で、軽くショックを受けた。

 一方、食事も生活習慣同様、様々な技を紹介しているが、ここで印象に残っているのが、飲料に関するもの。(1)水分補給は緑茶でペットボトル入りがオススメ、(2)コーヒーはインスタントの方が体にいい、という2点には驚かされた。著者がペットボトル入りの緑茶をすすめるのには、こんな理由があった。

「急須でお茶をいれると、ビタミンE、ベータカロチンはほとんど溶け出さず、茶葉に残ってしまいます。せっかくの有効成分をとることができないわけです。できれば、茶葉ごと摂取していきたい。これが可能になるのは、碾茶(てんちゃ)を石臼で挽いた抹茶です。(中略)そこで、ペットボトル入りの緑茶の登場。隠し味に石臼挽き茶葉を入れた商品や玉露の茶の葉を加えたものを選べば、急須でいれたお茶では茶葉に残ってしまう有効成分を手軽にとることができます」(同著・第5章155ページより)

 ビタミンEには抗酸化作用があり、ベータカロチンにはビタミンEをはじめ、ビタミンC、ビタミンAをつくり出す。悪玉活性酸素の活動を抑え、血管を守る効果を得ながら水分補給をするには、ペットボトル入りの緑茶が最適というわけだ。

 では、コーヒーはなぜ、インスタントの方が体にいいのか? マグネシウムが豊富に含まれているため。インスタントコーヒーの粉末には、ドリップコーヒーの7倍ものマグネシウムが含まれている。マグネシウムの健康効果は次の通りだ。

「マグネシウムは、血流に働く微小ミネラルで血圧を正常に保つ補助となっています。不足すると、体内の多くの酵素は働かなくなり、動脈硬化や心筋梗塞などを起こす原因に。コーヒー豆には、そんなマグネシウムが豊富に含まれていますが、ドリップコーヒーではフィルターを通過せず、カスとともに残ってしまいます。一方、インスタントコーヒーの粉末にはそのまま残っているので、手軽に摂取できるんです。高血圧など血圧に問題を抱えていれば、ドリップコーヒーよりもインスタントコーヒーを飲みましょう」(同著・第5章157ページより)

 ペットボトル入りの緑茶やインスタントコーヒーは、何と言っても手軽。本格的ではなくても、血流アップという観点から見れば優秀な飲料ということになる。この他にも、本書には血流アップにつながる様々な知恵が網羅されている。冷え性などでお困りの方や、健康が気になってきた中高年の方は、参考にしてみるのもいいだろう。

              @DIME 2015/10/11 18:01 DIME編集部 より


血流アップ体操、良さそうですね。ちょっとした時にできそうです。

体を動かすこと、普段の生活習慣はやはり大切ですね。

飲み物は、ここまで投稿したのをみると、いろんな説があるようですね。

これから寒くなる時期を迎えますので、健康な体つくりをしていきたいです。





posted by 7PersonFamily at 06:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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