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2015年09月24日
なるほど! Part10
コーヒーもいいらしい。
なるほど! Part9 で”朝は紅茶がいい”と言うような記事を紹介しましたが、今日はコーヒーの記事を転載します。
コーヒーを毎日飲んだほうが健康にいい理由(研究結果)
新たな研究結果によれば、コーヒーを飲む習慣は、2型糖尿病にかかるリスクを低減してくれるかもしれない。
ギリシアのハルコピオ大学の研究グループは、10年間に渡る調査で、毎日コーヒーを愛飲している(1日あたり1.5杯以上飲む)人たちは、時々コーヒーを飲む(1日あたり1.5杯未満)人たちに比べて、2型糖尿病にかかる確率が半分であったことを明らかにした。
研究グループは、コーヒー豆に含まれる炎症を抑制する抗酸化物質が、この結果をもたらした可能性があると考えている。被験者たちから採取された血液サンプルは、コーヒー愛飲家のほうが、炎症を引き起こす血清アミロイドの数値が低いことを示したという。
「コーヒーに含まれる抗酸化物質は有益かもしれませんが、今後さらなる調査が必要です」と、ギリシアにあるハルコピオ大学のデモステネス・B・パナギオタコス主任研究員はロイターに語った。
この調査のため、パナギオタコス博士と研究チームは、アテネに住む18歳以上の成人1300人を対象に毎日のコーヒー摂取量を調査。また酸化ストレスや炎症を調べるため血中濃度も測定した。10年後、研究チームは追跡調査を行った結果、男性の13%、女性の12%が糖尿病にかかったことが分かった。
家族の病歴や喫煙といった他のリスク因子を考慮した場合も、コーヒー愛飲家たちが2型糖尿病にかかる確率は、54%低かったことが明らかになった。
コーヒーの摂取と2型糖尿病のリスク低減との関係は、これまでにも調査が行われている。2012年に行われた研究では、1日あたり4杯以上のコーヒーを飲む人々は、糖尿病にかかる可能性が50%低く、1杯増えるごとに疾患リスクは7%近く下がるということが明らかになった。
もちろん、糖尿病のリスクを低減するためにコーヒーを飲むわけではない。本来の美味しさに加え、コーヒーはストレスをやうつ病のリスク低減のほか、EDにも効果があるともいわれている。
この研究結果は、医学専門誌『ヨーロッパ臨床栄養学』で発表された。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
ハフィントンポスト日本版 9月24日 12時20分 より
いろいろと研究がされているんですね。
ちなみに、1型糖尿病と2型糖尿病とは?
【1型糖尿病】
膵臓にあるインスリンを作る細胞(β細胞)が破壊され、インスリン分泌がほとんどなくなってしまうタイプです。 原因としては、自己免疫反応やウイルス感染などが考えられています。比較的、急激な発症の形をとることがほとんどです。
小児や若年層に多くみられますが、成人や高齢者にみられることもあります。
インスリン分泌が絶対的に不足していることから、生存のためにインスリンを補充する治療が必要となります。
【2型糖尿病】
インスリン分泌は低下しているものの、いくらか残っていて、これに、体の細胞でのインスリンの利きが低下した状態(インスリン抵抗性)が関係するタイプです。
原因としては、食べ過ぎや運動不足、ストレスや飲酒などといった生活習慣の影響や、インスリン分泌やインスリン抵抗性に関係する遺伝的な素因が考えられています。
わが国では圧倒的に2型糖尿病が多く、「生活習慣病」といわれるのはこのタイプです。
上記は、 (弘前大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学講座助教 松橋有紀) (2014年10月10日 朝日新聞掲載) より 一部抜粋
とのようです。
もちろん、コーヒーも紅茶も飲みすぎは良くないとは思いますが、何より、楽しく、喜んで、おいしくいただくのがいいですよね。
なるほど! Part9 で”朝は紅茶がいい”と言うような記事を紹介しましたが、今日はコーヒーの記事を転載します。
コーヒーを毎日飲んだほうが健康にいい理由(研究結果)
新たな研究結果によれば、コーヒーを飲む習慣は、2型糖尿病にかかるリスクを低減してくれるかもしれない。
ギリシアのハルコピオ大学の研究グループは、10年間に渡る調査で、毎日コーヒーを愛飲している(1日あたり1.5杯以上飲む)人たちは、時々コーヒーを飲む(1日あたり1.5杯未満)人たちに比べて、2型糖尿病にかかる確率が半分であったことを明らかにした。
研究グループは、コーヒー豆に含まれる炎症を抑制する抗酸化物質が、この結果をもたらした可能性があると考えている。被験者たちから採取された血液サンプルは、コーヒー愛飲家のほうが、炎症を引き起こす血清アミロイドの数値が低いことを示したという。
「コーヒーに含まれる抗酸化物質は有益かもしれませんが、今後さらなる調査が必要です」と、ギリシアにあるハルコピオ大学のデモステネス・B・パナギオタコス主任研究員はロイターに語った。
この調査のため、パナギオタコス博士と研究チームは、アテネに住む18歳以上の成人1300人を対象に毎日のコーヒー摂取量を調査。また酸化ストレスや炎症を調べるため血中濃度も測定した。10年後、研究チームは追跡調査を行った結果、男性の13%、女性の12%が糖尿病にかかったことが分かった。
家族の病歴や喫煙といった他のリスク因子を考慮した場合も、コーヒー愛飲家たちが2型糖尿病にかかる確率は、54%低かったことが明らかになった。
コーヒーの摂取と2型糖尿病のリスク低減との関係は、これまでにも調査が行われている。2012年に行われた研究では、1日あたり4杯以上のコーヒーを飲む人々は、糖尿病にかかる可能性が50%低く、1杯増えるごとに疾患リスクは7%近く下がるということが明らかになった。
もちろん、糖尿病のリスクを低減するためにコーヒーを飲むわけではない。本来の美味しさに加え、コーヒーはストレスをやうつ病のリスク低減のほか、EDにも効果があるともいわれている。
この研究結果は、医学専門誌『ヨーロッパ臨床栄養学』で発表された。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
ハフィントンポスト日本版 9月24日 12時20分 より
いろいろと研究がされているんですね。
ちなみに、1型糖尿病と2型糖尿病とは?
【1型糖尿病】
膵臓にあるインスリンを作る細胞(β細胞)が破壊され、インスリン分泌がほとんどなくなってしまうタイプです。 原因としては、自己免疫反応やウイルス感染などが考えられています。比較的、急激な発症の形をとることがほとんどです。
小児や若年層に多くみられますが、成人や高齢者にみられることもあります。
インスリン分泌が絶対的に不足していることから、生存のためにインスリンを補充する治療が必要となります。
【2型糖尿病】
インスリン分泌は低下しているものの、いくらか残っていて、これに、体の細胞でのインスリンの利きが低下した状態(インスリン抵抗性)が関係するタイプです。
原因としては、食べ過ぎや運動不足、ストレスや飲酒などといった生活習慣の影響や、インスリン分泌やインスリン抵抗性に関係する遺伝的な素因が考えられています。
わが国では圧倒的に2型糖尿病が多く、「生活習慣病」といわれるのはこのタイプです。
上記は、 (弘前大学大学院医学研究科内分泌代謝内科学講座助教 松橋有紀) (2014年10月10日 朝日新聞掲載) より 一部抜粋
とのようです。
もちろん、コーヒーも紅茶も飲みすぎは良くないとは思いますが、何より、楽しく、喜んで、おいしくいただくのがいいですよね。